「お宅へ伺わせていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お宅へ伺わせていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お宅へ伺わせていただきます」について解説をします。

「お宅へ伺わせていただきます」とは?意味

家に行きますという意味です。

「お宅」は、相手や第三者を敬ってその家・住居をいう言葉です。

「伺わ」「訪ねる」「訪問する」の謙譲語になります。

「せていただき」は、相手に許しを求めて行動する意を表します。

「ます」は敬意を表す語です。

「お宅へ伺わせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、他人の家に話し手が行くときに用います。

相手を敬った表現をしているので、目上の人に対して述べても失礼にはなりません。

「伺わせていただきます」は二重敬語になっています。

しかし、このような表現が定着をしているので、こういった言葉を使うことはあります。

二重敬語にならないようにすると「伺います」という表現になります。

他人の家を訪問するときは事前に知らせておきましょう。

突然訪れると相手に迷惑をかけます。

今用事があって訪ねて来られても困る、部屋を片付けたいから困るといったことがあります。

相手の都合もあるので、必ず事前に連絡をしてから訪れるようにしましょう。

何日の何時に行くと具体的に伝え、その日時に遅れないようにします。

その時間に来るものと相手は思っており、それにあわせて準備をしてくれているので、5分前ほどには自宅前についているようにするとよいでしょう。

しかし、早すぎるとまだ準備ができていない可能性があるので、早すぎるのは望ましくありません。


「お宅へ伺わせていただきます」を使った例文

・『○日の○時にお宅へ伺わせていただきます』

「お宅へ伺わせていただきます」の返答や返信例

来てもらっても差し支えないならば、「待っています」の意を伝えるとよいでしょう。

「気をつけてきてください」と伝えると心遣いが伝わります。

自宅に来るときに時間など気をつけて欲しいことがあれば、それを知らせてください。

もしも都合が悪いようならば、訪問はお断りします。

そのときに「申し訳ない」という気持ちを示すと、断られる相手の気持ちに配慮できます。

別の機会ならば訪れてもらっても差し支えないなら、他の日なら歓迎できる意を伝えるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、他人の家を訪れるときに用いるものです。

相手にも都合があるのでいきなり訪れることはせず、事前に知らせをしておきましょう。

相手の了承を得てから訪れるようにしてください。