「ですね」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ですね」とは? ビジネス用語【一語】

みなさんは、ビジネスシーンにおいて「ですね」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。

「ですね」とは?

相手との会話の中で、相手の発言に対して同意や共感した際に使われている言葉に「ですね」があります。

日常会話やカジュアルなシーン、またSNSなどにおいて「ですね」と一言返信することで、会話が成り立つケースも少なくありません。

最近では、ビジネスシーンにおいてもSNSやチャットツールが頻繁に活用されており、そのコミュニケーションの中で「ですね」と一言返す場面を見聞きしたこともあるでしょう。

「です」は丁寧表現となりますが、語尾の「ね」は口語表現であることから、「ですね」をビジネスシーンで使っても良いものかどうか、よく議論されているようです。

「ですね」の使い方や注意点

一般的に、「ですね」はカジュアルな場面で使われるべきとする意見が多いようです。

その理由は、相手の発言を受けた上で省略した言い方として「ですね」だけで返事をすませていること、また、語尾の「ね」が口語調であること挙げられます。

社内的な場面で、チーム内でのコミュニケーションで、その場の雰囲気に合わせた使い方は許容されるケースもあるでしょう。

しかし、上司の対話や社外のコミュニケーションの中で「ですね」を用いることは避けるべきと考えられます。

取引先や顧客への対応の中で、「ですね」を多用してしまえば、馴れ馴れしく失礼な態度として受け取られてしまう恐れがあります。

相手との立場や状況を見極めて用いるよう注意したいところです。

一方で、例えば、プロジェクトチーム内のチャットツールなどを用いた開発会議や積極的な議論の場においては、煩わしい言い回しや過度な敬語表現よりも、スピード感をもった会話が優先される場合も少なくありません。

ですから、「ですね」を使っても良い場面かどうかの判断が大切であるといえるわけです。


「ですね」の言い換え

・『おっしゃるとおりです』
・『そのとおりです』
・『同意見です』
・『同感です』
・『そのようです』
・『共感できます』
・『共通の認識です』
・『同調できる部分があります』

まとめ

いかがでしたか。

「ですね」は、日常会話では当たり前のように使われていますが、ビジネスシーンでは場面を選ぶ言葉といえるでしょう。