この記事では、「ご教示いただけますと幸いです」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ご教示いただけますと幸いです」とは?意味
「ご教示いただけますと幸いです」は「目上の人に対して、知識や方法などを教えてもらいたいとお願いする丁寧な表現」という意味です。
自分達で解決できない問題が起きた時に、知識や経験が豊富な目上の人に教えてもらう時に使われます。
直属の上司ではなく、より立場の高い人に対して使われる表現です。
「ご教示いただけますと幸いです」の成り立ちや使われるシーン
「ご教示いただけますと幸いです」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「ご教示いただけますと幸いです」の成り立ち
「ご教示いただけますと幸いです」は「ご教示+いただけ+ます+と+幸いです」で成り立っています。
「ご」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「いただけ」は「もらう」の謙譲語「いただく」の仮定形、「ます」は丁寧語、「と」は助詞、「幸いです」は「幸いだ」の丁寧語で、「自分にとって都合が良いこと」という意味です。
尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれているので目上の人に使えます。
「ご教示いただけますと幸いです」が使われるシーン
「ご教示いただけますと幸いです」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、社内で分からないことや問題が起きた際に経験豊富な上司に相談する時です。
2つ目は、社外の人や他社と取引する際に相手の意向を確認する時です。
3つ目は、経営コンサルタントや税理士など、先生と呼ばれる人に会社の運営について相談する時です。
「ご教示いただけますと幸いです」の言葉の使い方や使われ方
「ご教示いただけますと幸いです」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『より効果的なPRのやり方をご教示いただけますと幸いです』
営業部や企画開発部の経験がある上司に対して、部下が相談する時に使われます。
『部下育成のメソッドについてご教示いただけますと幸いです』
こちらは管理職の人が、更に上層部の社長や役員などに対してマネジメントについて相談する時に使われます。
「ご教示いただけますと幸いです」の類語や言いかえ
「ご教示いただけますと幸いです」の類語や言いかえは以下の通りです。
「ご教示いただきたく存じます」
「存じます」は「思う・考える」の謙譲語で、社内の場合はこちらの表現の方がスッキリします。
まとめ
今回は「ご教示いただけますと幸いです」について紹介しました。
「ご教示いただけますと幸いです」は「知識や経験が豊富な目上の人に教えてもらいたいと願う時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。
