この記事では「お断りしております」という言葉について説明していきます。
「お断りしております」とは?
この言葉を提示した時点から断っていますという意味で、口頭でも使うケースはあり、こちらはルールにのっとった発言となることが多く、カジュアルな会話ではあまり使われませんが、張り紙などの文章で使うケースも多い言葉です。
「転売目的の購入はお断りしております」「コロナウィルスの字蔓延防止の為、現在喫煙所の使用はお断りしております」などの使い方があり、断るというシチュエーションの多さから幅広く使われる言葉ではあります。
「お断りしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「当店では撮影や模写はお断りしております」などのように店におけるルールを提示する場合にも使われる言葉です。
同一の会社内での会話としてはルールが同じ社内なのであまり使われることはないと言えます。
他社との関わりにおいてはルールの違いによって使われるケースはあります。
また、コロナウィルスの状況によって使われるシーンが多くなっている言葉と言えます。
「お断りしております」を使った例文
・『コロナウィルスの状況のため、病室でのお見舞いはお断りしております。』
2020年以降での使われ方のひとつで、お見舞いを制限する使い方です。
・『他社製パーツを使用してのレース参加はお断りしております』
ラジコンなどのレースのレギュレーションの文章で、プラモデルのコンテストなどでもレースをコンテストに置きかえて使うことができます。
・『業者による購入はお断りしております』
量販店で見られる使い方で、転売の防止という目的があります。
「お断りしております」の類語や敬語での言いかえ
「お断りしています」や、上からの言い回しになってしまうものの意図は同じ「許可しておりません」やや厳しいいまわしの「禁止しています」などが類語として挙げられます。
「お断りしております」の類似表現
状況によっては「停止しております」でも類語になりえ、『コロナウィルスの状況のため、病室でのお見舞いは受付を停止しております。』
でも意味が通らない言葉ではありません。
「お断りしております」の敬語表現
お断り致しておりますという言葉がより丁寧なものです。
「お断りしております」の返答や返信例
張り紙などで書かれていた場合は返答せず、内容に従うのみと言えます。
口頭で言われた場合でも理由を問う事はあっても従わないわけには行きません。
まとめ
お断りしておりますという言葉は「できない」という意味合いを示す言葉で、何を断るかという説明が必要になります。