形容詞の使い方に、戸惑ってしまうことも。
「強くなりました」の正しい使い方を見ていきましょう。
「強くなりました」とは?
強いとは、増えることをあらわしています。
「なりました」は過去と比べた、今の状態をいいます。
そのため「強くなりました」で昔と比べて、気持ちや状況が明るくなったことを示しています。
「強くなりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
インターンシップが終わる、あるいはOB訪問をおこなって感想を求められた時に、よく用いられている表現です。
この会社で働きたいという気持ちが色濃くなった時、やる気を伝えたい時に引用されています。
素直な気持ちをあらわす表現なので「さらに」や「より一層」そして「これまで以上に」といったサブの言葉と組み合わせながら、自分らしい文に組み立てていきましょう。
「強くなりました」を使った例文
・『説明会に参加し、貴社で働きたい気持ちが強くなりました』
・『御社のスローガンに共感し、入社の意思が強くなりました』
・『ボランティアの経験をし、社会貢献したい気持ちが強くなりました』
「強くなりました」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語と、さらに丁寧な言葉を見ていきましょう。
「強くなりました」の類似表現
同じような言い方に「湧いてきました」あるいは「増してきました」「固まりました」があります。
いずれも前向きな言い方なので「強くなりました」の部分に当てはめて使えます。
「社員の方からお話をお聞きし、御社の事業に携わりたいという気持ちが湧いてきました」のように用います。
「強くなりました」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「貢献していきたいと考えております」や「学ばせていただきたいと考えております」も挙げられます。
いずれも落ちついた言い方になっているので「強くなりました」よりもフォーマルな言い方に聞こえます。
「これまでの経験を活かして、御社の事業に貢献していきたいと考えております」のように使います。
社会人らしさが出ているので、中途採用の面接等で用いてみましょう。
「強くなりました」の返答や返信例
志望動機にまつわる文言であれば、相手の思いをそのまま受けとめておきましょう。
もしOBやOG訪問のお礼だったら「将来について真剣に考える契機になったようで、こちらも嬉しいです。
何か困ったことがあれば、遠慮なく連絡ください」とお送りします。
まとめ
「強くなりました」を解説しました。
色々な言葉を丁寧に学んで、自分らしい敬語を組み立てていきましょう。