「次いで」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「次いで」とは?
はじめに「次いで」の意味を解説していきます。
「次いで」は「ついで」と読み、「そのあとに、続いて」とのの意味で使用される言葉です。
これは、物事の序列を示す場合にも使用されるものです。
なお、同音のことばで「序で(ついで)」もありますが、こちらは「もののついで、よい機会、チャンス」などの意味で使用され「次いで」とは別な言葉なのです。
また、「次いで」と言う言葉はビジネスでも使用されます。
たとえば複数の序列を列挙して示す場合に「A、次いでBです」などの用法があります。
これは、Aの次がBであるということを表す使い方です。
「次いで」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「次いで」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが会社のイベントを担当していました。
社内で今年のMVPを決めようとのイベントです。
投票の結果、順位は「1位:Aさん、2位:Bさん、3位:Cさん」でした。
このような場合には、「得票数は、Aさん、Bさん、次いでCさんでした」と紹介するとよいでしょう。
聞いた人には、序列が正確に理解されるはずです。
この言葉を使う場合の注意点は、連続で使用しないことです。
複数ある場合には、最後にのみ「次いで」を付けるのが一般的な使用方法です。
「次いで」を何度も使ってしまわないように、注意するとよいでしょう。
「次いで」を使った例文
ここでは「次いで」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、列挙するものが2個でも3個でも、最後の言葉の直前に「次いで」を使用するのがよいでしょう。
また、列挙する対象は二つ以上であればよいので、柔軟に対応できるのです。
・『Aさん、Bさん、次いでCさんです』
・『富士、鷹、次いでなすびです』
・『A賞、次いでB賞です』
「次いで」の類語や敬語での言いかえ
それでは「次いで」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「次いで」の類似表現
まず「次いで」の類似表現について解説します。
「次いで」は「続いて」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「次いで」の敬語表現
「次いで」を敬語表現にするとどうでしょうか。
たとえば「続きまして」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「次いで」は、何かを列挙する場合に、序列を示しながら表現できる便利なフレーズです。
ただし、一般的には連続して使用することが無いので、配置する位置や注意するポイントを、しっかり覚えておくとよいでしょう。