「ともあれ」とは?ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「ともあれ」とは?
はじめに「ともあれ」の意味を解説していきます。
「ともあれ」は「何はともあれ」などの言い回しが有名です。
これは、いままでの背景や経緯は置いておいてという意味で使用される言葉です。
たとえば「何はともあれ頑張った」と使った場合、背景や経緯や結果など、全ての事象に関係なく、ただ「頑張った」ということを表現しているのです。
「ともあれ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「ともあれ」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが案件獲得のためにプレゼンする事になったとします。
このような場面では「何はともあれ、全力でがんばります」と述べるとよいでしょう。
ここでは、体調が悪いからとか、天気が悪いからとか、そんな一切の言い訳をせずに、ただ頑張りますと、宣言しているのです。
このように、使い方によっては非常に潔い表現になるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、単独で使用する場合です。
「〇〇はともあれは」とする表現は使いやすいとt言えます。
しかし、会話の初めに「ともあれ、その件については~」と使用する場合は、タイミングや使い方の難易度が高いと言えるのです。
上手に使いこなすには、少しテクニックが必要と言えるでしょう。
「ともあれ」を使った例文
ここでは「ともあれ」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、「〇〇はともあれ、〇〇した」というフレームに当てはめて使用すると、使いやすいでしょう。
状況に応じて様々な使用方法があるので、柔軟に使いこなすとよいでしょう。
・『選考の結果はともあれ、精一杯頑張った』
・『何はともあれともあれ、全力を尽くします』
・『テストの点数はともあれ、やれることはやった』
「ともあれ」の類語や敬語での言いかえ
それでは「ともあれ」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「ともあれ」の類似表現
まず「ともあれ」の類似表現について解説します。
「ともあれ」は「どうあれ」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「ともあれ」の敬語表現
つぎに「ともあれ」を敬語表現で言い換えるのは困難です。
敬語表現にする場合は、周囲の言葉で補う必要があるのです。
たとえば「結果はともあれ、立派な戦いぶりでございました」などのように、語尾で表現するような方法です。
まとめ
このように「ともあれ」は、「〇〇はともあれ、〇〇した」というフレームで使用できる便利な表現方法です。
上手に使えるようになると、表現の幅が広がるので、しっかり覚えておくとよいでしょう。
