この記事では「とても光栄なことです」について解説をします。
「とても光栄なことです」とは?意味
仕事の成果を褒められたり、重要な役目を与えられたりして、名誉に思うという意味です。
「とても」には、程度がはなはだしい、非常にという意味があります。
たとえば、「とても暑い」という場合は、暑さの程度がはなはだしいことを表します。
「光栄」には、業績や行いを褒められたり、重要な役目を与えられたりして、名誉に思うことという意味があります。
「です」は丁寧の意を表す語です。
「とても光栄なことです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
上司から仕事を褒められたり、大きな仕事を任せられたりしたときに使用をします。
目上の人に対して使用するものです。
また、社外の人に初めて会ったときに、あなたに会えてうれしいという気持ちを表すためにも用います。
「とても」という表現では、やや幼く感じられるので、「大変」としてもよいでしょう。
「こと」はあっても、なくてもよいです。
あっても、なくても、意味は変わりません。
自分よりも上の立場の人に使うもので、上司から部下には使用しません。
「光栄」は、褒められたり、重要な役目を任されたりして名誉に思うことという意味です。
下の者が上司を褒めたり、役目を与えたりしないので、上司が部下に対して使用するのは不自然なのです。
たとえば、業績を上げて課の人たちの前で表彰されたとします。
自分が行ったことを褒められたのです。
そのときに、この言葉を用います。
日本人は謙遜する傾向がありますが、謙遜せずに「光栄です」といって問題ありません。
社外の人に会えてうれしい気持ちを表すときには、初めて会ったときにだけ使用をします。
何度も会っている人に対して述べるのは不自然です。
会うたびに述べていると、馬鹿にしているのかと受け取られてしまう可能性があります。
「とても光栄なことです」を使った例文
・『お褒めの言葉をいただき、とても光栄なことです』
「とても光栄なことです」の返答や返信例
初めて会ったときに述べられたなら、こちらもあなたに会えてうれしいですという気持ちを述べます。
あいさつをしているので、無視をしてはいけません。
褒めたことに対してこの言葉を述べていた場合は、これからも頑張るように励ましの言葉を伝えるとよいでしょう。
ただし、プレッシャーになる言葉は控えることが望ましいです。
喜ばしいことも、ときにはストレスになります。
まとめ
業績を褒められたり、社外の人に初めてあったりしたときに、名誉に思うことや、うれしい気持ちを表すときに用います。
謙遜せず「光栄です」と述べて問題ありません。