「意見が活発に出ているところ」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「意見が活発に出ているところ」とは?
「意見が活発に出ているところ」は、議論を遮るような場合に使用できる言葉です。
「意見が活発に出る」とは、議論が熱を帯びている状況と同じであると言えます。
意見が活発な場合は、そこから有効な結論が生みだされる可能性が高いはずです。
しかし、そのような状況を遮って、議論を中断させる場合があります。
それは、時間的な制約や、新たな議題の提起などの場面が想定されます。
このような理由により、有意義な議論を遮るような場合に「意見が活発に出ているところ恐縮ですが」のように使用する事ができるのです。
「意見が活発に出ているところ」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「意見が活発に出ているところ」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、会議の司会を担当していたとします。
議論は盛り上がっていましたが、会議室の関係で中断せざるを得ない状態でした。
このような場合には、「意見が活発に出ているところ誠に恐縮でございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、議論を遮る事に申し訳なく思う様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「出ているところ」の使い方に注意しましょう。
これは丁寧語の表現を加えれば「出ていますところ」にできます。
また、謙譲語の表現を加えれば「出ておりますところ」のようにできるのです。
相手や使う状況によって、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「意見が活発に出ているところ」を使った例文
「意見が活発に出ているところ」を使った例文を挙げます。
例文のように、謝罪の気持ち等を続けて述べると、自然な文章を作成できるのです。
・『意見が活発に出ているところ、誠に恐縮でございます』
・『意見が活発に出ているところ、申し訳ございません』
・『意見が活発に出ているところ、本当に心苦しく思います』
「意見が活発に出ているところ」の類語と敬語での言いかえ
「意見が活発に出ているところ」の類語と敬語を解説していきます。
「意見が活発に出ているところ」の類似表現
「意見が活発に出ているところ」の類似表現には、「議論が活発なところ」があります。
「意見が活発に出ている」と「議論が活発」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「意見が活発に出ているところ」の敬語表現
「意見が活発に出ているところ」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「意見が活発に出ておりますところ」に言いかえできます。
まとめ
このように「意見が活発に出ているところ」は、議論を遮るような場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。