「行かざるを得ません」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「行かざるを得ません」とは? ビジネス用語【一語】

正しい日本語を知っておくと、自信が持てるもの。

今回は「行かざるを得ません」の使い方を見ていきましょう。

「行かざるを得ません」とは?

「〜ざるを得ない」とは「〜しないことはできない」を意味しています。

この場合は「行かないことはできない」という訳にあたるので「行かなくてはいけない」に繋がります。

行く必要に迫られてしまい、自分の意思と関係なく行動しなくてはいけない時に用いられています。

「行かざるを得ません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

そうしなくてはいけない事情が生まれて、やむを得ず「行く」という判断をする時に使います。

丁寧な言い方になりますが、人によっては否定と否定をダブルに重ねているので、ネガティブに聞こえてしまうことも。

他の言い回しも活用しながら、場に応じた明るい言葉も組み入れていきましょう。


「行かざるを得ません」を使った例文

・『今日の飲み会は部長主催なので、行かざるを得ません』
・『取引先からクレームが入ったので、謝罪に行かざるを得ません』
・『トラブルが起こったので、現地に行かざるを得ません』

「行かざるを得ません」の類語や敬語での言いかえ

こちらのフレーズの類語、そして敬いの言い方を見ていきましょう。

「行かざるを得ません」の類似表現

よく似た言い方に「行く必要があります」も。

「ざるを得ません」は日常会話で使うことは滅多にないので、潔く「必要がある」と言い切った方が、前向きな言い方に聞こえます。

自分の意思で「行くこと」を伝えているので、ポジティブに受けとめてもらえるでしょう。

「行かざるを得ません」の敬語表現

もう少し丁寧な言い方にしたいのなら「お伺いします」「確認のため、そちらに参ります」とします。

突発的なエラーが起こってしまい、現地に駆けつけなくてはいけない時に用いてみましょう。

「行かざるを得ません」と言われるより「すぐにお伺いします」と言う方が、先方も安心してくれます。

「行かざるを得ません」の返答や返信例

このような言葉をいただいたら、明るい対応を。

「お手を煩わせますが、よろしくお願いいたします」のように感謝の思いを伝えておきましょう。

まとめ

「行かざるを得ません」を解説しました。

色々な表現を学んで、日常会話に役立ててください。