「貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております」について解説をします。

「貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております」とは?意味

あなたの会社の皆さんとともに働ける日を楽しみにしている、という意味です。

「貴社」は相手を敬って、その人が属する会社をいう語です。

「皆様」は、その場にいる人や、かかわりのある人全員を、敬意を込めた言い方にしています。

「様」を人を表す語につけることで、敬意を込めた言い方になります。

「心待ち」は、心の中で待ち望むことです。

「ております」「ている」を丁寧な表現にしたもので、現在の状態を表します。

「貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、内定をもらった人が伝えるものです。

内定をもらったならば、返事を出さなければなりません。

「一緒に働く」という表現を使っているので、この人は内定を承諾しています。

面接の場でこの言葉を伝えると、内定をもらえるのがあたり前と思っているように受け取られてしまいます。

これでは図々しいです。

その会社に入りたいという気持ちを示すならば、会社に入ってどのようなことをしたいのか伝えるとよいでしょう。

面接では、自分に何ができるのか、会社にどのように貢献できるのかを伝えることが大切なので、入社したらどのようなことをしたいのかなどを伝えるようにします。

この言葉を使うときですが、内定のお知らせをしてくれているので、内定という結果を出してくれたことへお礼を伝えます。

先にお礼を伝え、この言葉は結びとして使用をします。


「貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております」を使った例文

・『内定をいただいたこと、大変うれしく思います。貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております』

「貴社の皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております」の返答や返信例

内定承諾メールをもらったときは、承諾をしてくれたことへお礼を伝えるとよいでしょう。

この後には説明会などあるはずなので、その案内をします。

いつ、何が、どこで行われるのかを伝えましょう。

具体的な事柄を書いた資料を郵送することもあります。

まだ仕事をはじめるまで時間があるので、入社後のことに関してここでは具体的に述べません。

説明会などで具体的に話すことになるでしょう。

このメールで質問を受けた場合はそれに答えてください。

まとめ

この言葉は、内定をもらった人が伝えるものです。

内定をもらっていない時点でこの言葉を伝えると、内定をもらえるのがあたり前と思っているようで図々しいです。

伝える場面に気をつけましょう。