この記事では「お釣りのないようにお願いします」について解説をします。
「お釣りのないようにお願いします」とは?意味
お釣りがでないようにお金を用意しておいてください、という意味です。
「お釣り」は、相手を敬って釣り銭をいう語、また釣り銭を丁寧にいう語です。
名詞に「お」をつけると、その所有者に尊敬の意を表したり、丁寧な表現にしたりすることができます。
「よう」は婉曲な命令の意を表す語です。
「お願いします」は、ある事をするように求める丁寧な言葉です。
「ます」は敬意を表します。
「お釣りのないようにお願いします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、これから金銭を受け取る場面で使用をします。
たとえば、集金です。
ある宅配クリーニング業者は、各家庭に出向いてクリーニング料金を支払ってもらっています。
やり取りをスムーズにするために、また細かなお金を持ち合わせていないことがあるため、なるべくお釣りがでないようにしてもらいたいです。
そこで、事前にこのようなことを伝えておきます。
あらかじめ知らせておけば、細かなお金を用意して、お釣りがでないようにしてくれることでしょう。
お釣りがでないようにするためには、支払金額がわかっていなければなりません。
そのため、この言葉とともにいくら支払う必要があるのかも伝えておきます。
当日に伝えても用意は難しいので、早めに知らせておきましょう。
クレジットカード支払いしかできないときはお釣りはでないので、この言葉は使用しません。
現金でやり取りをするときに用いる言葉です。
「お釣りのないようにお願いします」を使った例文
・『○○日に集金に伺います。お釣りのないようにお願いします』
「お釣りのないようにお願いします」の返答や返信例
返信をしないことがあります。
返信をするなら、「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。
この言葉とともに支払うべき金額が伝えられているはずなので、その金額分の金銭を用意しておいてください。
なるべくお釣りがでないようにしましょう。
「お釣りがでるようではいけない」という意味ではないので、お釣りがでてしまうときは仕方がありません。
そのときには、「申し訳ない」という意を伝えるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、現金でのやり取りをする場面で用います。
支払うときになっていわれても細かなお金を用意できないこともあるので、事前に伝えておくことが望ましいです。