この記事では「ご掲載いただきました」について解説をします。
「ご掲載いただきました」とは?意味
雑誌やインターネットの記事、新聞などに文章や写真をのせてもらった、という意味です。
「ご掲載」は「掲載」を敬意を表す形にしたものです。
「ご」は他人の行為や持ち物などを表す語につけてその行為をする人に敬意を表したり、他人に対する行為を表す語につけてその行為が及ぶ人に敬意を表したりします。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「まし」は敬意を表し、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。
「ご掲載いただきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側のことを雑誌や新聞などにのせてもらったときに用います。
たとえば、A社が販売するB商品が、ある雑誌で紹介されたとします。
雑誌に紹介されると売れ行きが伸びると期待できます。
多くの人に商品を知ってもらうきっかけができるためです。
また、雑誌に掲載されると、その商品が優れていると判断される場合もあります。
つまり、雑誌に掲載されることを多くの人に知ってもらうのは、販売する側にとってメリットとなるのです。
そこで、A社は自社のホームページで、B商品が雑誌に掲載されたことを報告しました。
その報告の言葉として用います。
掲載された記事の画像も紹介すると信ぴょう性が増します。
雑誌名、新聞名もあげましょう。
自分の側が掲載をしてもらっているので、この場合は「ご掲載」とはせず、「掲載していただきました」とします。
また、自分の側の何かが掲載されたときは「掲載されました」という言い方をすることもあります。
「ご掲載いただきました」を使った例文
・『○○誌にご掲載いただきました』
・『○○の商品をご掲載いただきました』
「ご掲載いただきました」の返答や返信例
商品紹介ページなどでこの言葉が使われている場合は、多くの人に向かって伝えています。
その場合は、雑誌や新聞などに掲載されたのだなと理解しておくとよいでしょう。
興味があるようならば、その雑誌や新聞などを実際に読んでみてください。
この言葉とともに雑誌名や新聞名も伝えられているはずです。
商品についてだと、紹介された商品に興味を持つ人もいるでしょう。
その商品はインターネットで購入できるかもしれません。
店舗のみの販売の場合は、この言葉とともに販売している店舗の紹介もされているはずです。
まとめ
この言葉は、話し手が属する会社や話し手が販売する商品などが、雑誌や新聞などに掲載されたと報告をするものです。
掲載された報告をすると、商品の売れ行きがよくなると期待できます。
こういったことは多くの人に知ってもらうとよいでしょう。