「まっとう」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言いかえ方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「まっとう」とは?
はじめに「まっとう」の意味を解説していきます。
「まっとう」は「まとも、まじめ」なことを意味する言葉です。
これは「真っ当」と記載します。
「全うする」などで使用される「全う」と誤解しやすいため、注意が必要です。
これは「まっとうな人間」や「まっとうな商売」のように名詞と組み合わせて使用します。
これにより「まとも」の意味で使用できるのです。
また、「まとも」の定義も難しいものですが、「きちんとしている、一般的な水準に達している」などを意味すると言えます。
また、「まっとう」も「まとも」も、同じ意味の言葉だとも言えるのです。
「まっとう」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「まっとう」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたの会社で大変なトラブルが発生したとします。
社会影響が大きいトラブルであったため、連日深夜まで残業し、週に何日も会社で徹夜しました。
このような場合には「そろそろ、まっとうな生活がしたいです」と述べるとよいでしょう。
これにより、一般的な時間に帰宅し、普通の時間に寝るような生活を持てめていることを「まっとう」と表現できるのです。
この言葉を使用する場合は、漢字変換に注意しましょう。
PCなどで入力した場合は、「全う」と「真っ当」の変換候補があります。
仮名表記で使用するのが一般的と言えますが、あえて漢字表記する場合は「真っ当」を選択する必要があるのです。
「まっとう」を使った例文
ここでは「まっとう」を使った例文を挙げていきます。
・『まっとうな生活に戻りたい』
・『少しでもまっとうな人間になりたい』
・『社会に迷惑をかけるなど、まっとうな商売とは言い難い』
「まっとう」の類語や敬語での言いかえ
それでは「まっとう」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「まっとう」の類似表現
「まっとう」の類似表現には、「まとも」、「普通」、「一般的」などがあります。
どれも同じような意味で使用できますが、それぞれ印象の異なる言葉でもあります。
「まっとう」の敬語表現
「まっとう」を単体で敬語表現にすることはできません。
敬語表現にする場合は、周囲の言葉で表現する必要があります。
たとえば「まっとうな人生を歩む所存でございます」のような方法です。
まとめ
このように「まっとう」は、「まとも」なことを意味するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言い回しなので、上手に使いこなすことをおすすめします。