この記事では「長時間ご対応いただき」について解説をします。
「長時間ご対応いただき」とは?意味
長い時間対応をしてもらって、という意味です。
「長時間」は長い時間のことをいいます。
何分、何時間を長時間というの定義はなく、その事柄によって長時間が指す時間の長さが異なります。
「ご対応」は「対応」を尊敬の意を表す言い方にしています。
「ご」を他人の行動を表す言葉につけると、その行動をする人に尊敬の意を表します。
「対応」は、周りの状況などにあわせて、適切に物事を行うことです。
「いただき」は「もらう」の謙譲語で、話し手や動作の受け手にとって利益になることを他人から受ける意を表します。
「長時間ご対応いただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人が長時間対応をしてくれたときに用います。
対応をしたのは話し手ではなく他人です。
長時間対応をするために、その人は時間を割いてくれています。
他にやるべきことがあるでしょうが、それを後回しにして対応をしてくれました。
そのことへ感謝の気持ちを示すことが望ましいです。
そのため、「いただき」の後にはお礼の言葉が続きます。
お礼を伝えるタイミングは、対応をしてくれたその場です。
相手がその場にいないときは、メールや電話でお礼を伝えましょう。
対応をしてくれてすぐに伝えることが望ましいです。
お礼を素早く伝えた方が感謝の気持ちが伝わります。
長時間は、どれくらいの時間をいうのか定義はありませんが、対応についての場合は10分程度を長時間ということはあまりありません。
人によってどれくらいを長いと感じるか異なるので、そのときの状況にあわせて考えてください。
「長時間ご対応いただき」を使った例文
・『長時間ご対応いただき、ありがとうございます』
「長時間ご対応いただき」の返答や返信例
お礼を伝えているだけならば、返信をしないことがあります。
返信をするときは、何の対応をしたのかによって内容が変わります。
対応した事柄について伝えたい事柄があるならば、それを知らせておきましょう。
たとえば、手続きのために長時間対応をしたとします。
その手続きの結果を後日伝えるときは、いつごろ結果を伝えることになるのか知らせておくとよいでしょう。
何かあったときにはまた対応できるならば、それを伝えてみてください。
対応をしてもらえると思うと心強く感じます。
まとめ
この言葉は、他人が長い時間対応をしてくれたときに用いるものです。
話し手のために自分の時間を使ってくれています。
そのことへお礼を伝えましょう。
対応をしてくれるのはあたり前と思わず、感謝の気持ちを伝えることは大切です。