「正式発注する運びとなります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「正式発注する運びとなります」とは? ビジネス用語【一語】

「正式発注する運びとなります」という表現法についての解説です。

「正式発注する運びとなります」とは?意味

「正式発注する運びとなります」はビジネスでは、正式に発注する結果となりますということを意味します。

「運び」という言葉は、前段階に記載している、正式発注という内容について決定したという結果を指すので「正式発注する運びとなります」は、正式に発注する結果となりますという意味になります。

「正式発注する運びとなります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「正式発注する運びとなります」は、ビジネスでは正式に発注する結果となりますと相手に対して、発注をお願いする流れにあると伝えるための表現として使用します。

この表現法を使用することで、相手に対して発注は正式に決定したと印象付けることが可能です。

ただ、この表現法、決定事項であると述べていますので、決定事項であるという内容を覆そうと試みた場合、相手は了承しない可能性も高く、かつ、発注に必要な材料などを取り揃えていた場合損害という形で賠償を求めてくる可能性もあり得、それに応じない場合、裁判となる可能性もあり得ます。


「正式発注する運びとなります」を使った例文

・『こちらのサンプルですが、正式発注する運びとなります』
・『こちらの工場に正式発注する運びとなります』

「正式発注する運びとなります」の返答や返信例

「正式発注する運びとなります」についての返事は、相手側が正式に発注の依頼をするというのですから、発注の了承をしてどの程度商品などを製造して納めればよいかという交渉をしていくのが返事になります。

なので、「○○個までなら2日で納入可能です」と言えば、自分たちの受発注に関する生産能力を相手に伝えることが可能となるので、生産能力を相手に伝えるというのが返事です。

そのうえで、相手側が生産能力が高いと判断した場合、かなりの量を注文する可能性がありますが、対応できるのであれば対応するという流れが返事です。

まとめ

「正式発注する運びとなります」は、正式に発注をお願いする結果となりましたという意味で生産ラインなどを相手に確保してもらい、商品の納入を可能とするようにお願いをする表現法です。

この表現を用いれば相手に対して、正式に自分たちが依頼という形で商品などを納めてほしいと印象付けることが可能です。

ただし、この言葉は、やっぱり、正式発注は取りやめますということが許されない点です。

これを許した場合、相手側は生産ラインなどを特別に組みなおしている可能性もあるので他の企業の依頼も引き受けていたのであればそれら生産ラインにも影響を及ぼすので訴えるという処置で報復する可能性があり得ます。

よって、「正式発注する運びとなります」は決定事項であるということなので原則決定事項を覆すには相手の了承が必要で、相手もこの決定事項を飲むには生産ラインの確保などが必要となります。