この記事では「付け加えますと」について解説をします。
「付け加えますと」とは?意味
補足をすると、さらにいうと、といった意味です。
「付け加えますと」は、「付け加える」「ます」「と」で構成されています。
「付け加える」には、すでにあるものにさらに別のものを足す、補足するという意味があります。
すでに何かがあって、そこに別の何かを添えることです。
何もないところに新たなものを作ることではありません。
「ます」は敬意を表す語です。
「と」の後には言葉が続きます。
「付け加えますと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを説明するときに使われることが多いです。
Aという事柄を説明したとします。
Aについて十分に説明をしたつもりですが、まだ言いたいことがあります。
これは是非とも伝えておきたいことです。
そこで、さらに説明したいBについても話すことにしました。
すでに述べていたAに、さらにBという事柄を添えたのです。
この行為が「付け加えますと」が意味するものです。
使うときには、まずAを話して、それからこの言葉を述べ、そしてBを話します。
前に何かを話したり、書いたりしてあり、その後にこの言葉を使用します。
前に何も述べていないときには使用しません。
付け加える事柄は、前に述べた事柄と関連していることが多いです。
まったく関連がない事柄は述べません。
たとえば、新製品の説明をしたとします。
この製品に関することをさらに述べるときに、「付け加えますと」と前置きをして、そして伝えたい事柄を述べます。
この製品とまったく関連がない事柄、たとえば自分が休日にどこに行ったなどを伝えることはありません。
「付け加えますと」を使った例文
・『付け加えますと、前年の売り上げは○○でした』
「付け加えますと」の返答や返信例
この後に何かが述べられるので、その事柄を聞きます。
時間の関係で長く話を聞けないときには、手短にとお願いをしておくとよいでしょう。
話される事柄を聞いて、質問があれば尋ねます。
質問は受け付けないという場合もあるので、質問してもよいか承諾を得てから、聞きたいことを尋ねるようにしましょう。
すべての説明が終わるまで、話に耳を傾けます。
話し手がすべてを話し終えれば、そこで話し合いが終わりということになったり、他の人が話しをすることもあります。
時間的な問題もあるかもしれませんが、付け加えて話される事柄をできるだけ聞くようにします。
まとめ
この言葉は、前に何かを述べていて、さらにこれも言いたいというときに使用をします。
前置きのように使うもので、こういった言葉を伝えておくと、補足であることがわかりやすくなります。
話を聞く準備ができるのです。