「本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました」について解説をします。

「本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました」とは?意味

今日は暑い中来てもらってありがとう、という意味です。

わざわざ来てもらったことへお礼を伝える言葉です。

「本日」はこの言葉を使用しているその日を指しています。

「お暑い」は、暑いことを丁寧な表現にしたものです。

形容詞に「お」をつけると丁寧な表現になります。

「ご足労」は、わざわざ出向くことをその相手を敬っていう語です。

他人の行為を表す言葉に「ご」をつけて、その行為をする人に敬意を表しています。

「いただき」「もらう」の謙譲語で、話し手にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。

「ありがとう」は感謝を伝える言葉です。

「ございまし」「ございます」のことで、「ある」の意の丁寧語です。

「た」は動作や作用が過去に行われた意や完了した意、動作や存在の確認の意を表します。

「本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、聞き手が出向いてくれたときに用います。

「お暑い中」という言葉を使っているので、使用が可能な時期は7月や8月の気温が高い日です。

わざわざ出向くだけでも大変でしょうが、暑い中出かけるのはさらに大変です。

相手の方からわざわざ来てくれているので、そのことへお礼を伝えることが望ましいです。

この言葉は丁寧にお礼を伝えているので、目上の人や取引先の人に対して失礼にはなりません。

「ありがとうございました」と過去の形になっているので、来てくれたときではなく、相手が帰るときや帰ってからのお礼メールで伝えるものです。

来てくれたそのときに伝えるなら、「ありがとうございます」という形になります。


「本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました」を使った例文

・『本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました。○○様にお会いできて、大変うれしく思いました』

「本日はお暑い中ご足労いただきありがとうございました」の返答や返信例

自分がその場から帰るときに伝えられたときは、「こちらこそありがとう」という気持ちを伝えたり、相手を気遣う言葉をかけたりするとよいでしょう。

お礼メールをもらったときは、返信をしないことがあります。

まとめ

この言葉は、暑い中わざわざ出向いてくれた人へ伝えるものです。

話し手側のためにある場所にわざわざ来てくれているので、感謝の気持ちを伝えましょう。