「ご送付いただけないでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご送付いただけないでしょうか」とは?
これは、送ってもらえないかを相手に尋ねるための言葉です。
「送付」は「送り付けること」を意味します。
これが熟語になったのが「送付」という単語なのです。
また、ここでは接頭語を使って相手に敬意を示しています。
さらに「もらう」を意味する「いただく」という謙譲語も使用しているのです。
ここでは「いただく」を「いただける」にしています。
これは「いただく」ことが可能であることを言い表しています。
そしてこれを否定形にすると「いただけない」となるのです。
ここでは丁寧語の疑問文である「でしょうか」を組み合わせて使用しています。
これらのことから、「ご送付いただけないでしょうか」が、送ってもらえないかを相手に尋ねるための言葉であると分かるのです。
「ご送付いただけないでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、先輩から資料を送ってもらうことになったとします。
そしてその資料は、急いで入手する必要があったのです。
このような場合には、「できるだけ早くご送付いただけないでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、送ってもらえるかということを、上手に問いかけられるのです。
この言葉を使用する際には、「ご送付いただけないでしょうか」の使い方に注意しましょう。
これは「ご送付いただけませんか」と置き換える事が可能です。
どちらも否定ベースの疑問文ですが、語尾の使い方次第で印象の異なるものになるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「ご送付いただけないでしょうか」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に少し言葉を加えると、分かりやすい疑問文になります。
・『本日中にご送付いただけないでしょうか』
・『できるだけ早くご送付いただけないでしょうか』
・『今月末までにはご送付いただけないでしょうか』
「ご送付いただけないでしょうか」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語での言いかえを説明します。
「ご送付いただけないでしょうか」の類似表現
この言葉の類似表現には、「ご送付いただけませんか」があります。
「いただけないでしょうか」と「いいただけませんか」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「ご送付いただけないでしょうか」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「ご送付くださいませんか」のように言いかえできます。
まとめ
このように「ご送付いただけないでしょうか」は、送ってもらえないかを相手に尋ねるための言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。