「お忙しい中ご対応いただきありがとうございました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お忙しい中ご対応いただきありがとうございました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お忙しい中ご対応いただきありがとうございました」について解説をします。

「お忙しい中ご対応いただきありがとうございました」とは?意味

多くの用事があり暇であないだろうところ、ある事柄にあわせて事を行ってくれたとき、そのことに感謝の意を表す言葉です。

「お忙しい中」は忙しいところといった意味です。

あれやこれやとやらなければならず暇がないことを指します。

「お」をつけて丁寧にしています。

「ご対応」「対応」「ご」をつけて丁寧にした言葉です。

ある状況に合わせてことを行うといった意味になります。

たとえば、和菓子屋に客がやってきて、客が商品を求めたなら、店員は商品を箱につめて、料金の受け渡しをするでしょう。

客に対しての適切な行動だといえます。

このように何かに合わせて事をすることを対応といいます。

「いただき」「いただく」のことで、話し手やその行為を受ける側にとって恩恵になることを、他の人から受けることです。

「ありがとうございました」は感謝の意を表す語です。

「ます」ではなく「た」なので、過去のことを表しています。

「お忙しい中ご対応いただきありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

自分が何かをしてもらったときに使用をする言葉です。

何をしてもらったのかは、そのときどきの事情によって異なります。

たとえば、毎日ものすごく忙しくしている作家にインタビューをしたとします。

忙しいのでインタビューなど受けている暇はないであろうに、わざわざそのための時間を作って、記者に対して話しをしてくれました。

記者にとっては感謝すべき事柄です。

このようなとき、インタビューを受けてくれた作家に対して、この言葉を使用します。

感謝の意を表す言葉なので、態度でも感謝を示すとなおよいです。

面倒くさそうにこの言葉を使用してはいけません。

顔を合わせて使用するなら、きちんとした身なりをするのが望ましいです。

また、過去のことを表す言葉なので、まだ何もやっていないうちにこの言葉を使用することはありません。


「お忙しい中ご対応いただきありがとうございました」を使った例文

・『昨日はお忙しい中ご対応いただきありがとうございました』

「お忙しい中ご対応いただきありがとうございました」の返答や返信例

特別返事をしない場合があります。

顔を合わせてこの言葉を言われた場合には、何かしら返事をします。

何も言わないと機嫌が悪いのか、悪いことをしたのではないかなど、相手が思ってしまいます。

忙しいときに対応するのは大変でしょうが、「本当に大変だったよ」「まったく迷惑だよ」など、相手を不快にさせるような言葉を返してはいけません。

まとめ

あれやこれやとやらなければならないことは日々あり、暇などない人は少なくないことでしょう。

そんな中、状況に合わせて事を行ってくれるのはありがたいことです。

そのありがたい気持ちを表すときの言葉になります。