「苦手でしたが」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「苦手でしたが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「苦手でしたが」について解説をします。

「苦手でしたが」とは?意味

得意ではなかったけれど、うまくできなかったけれど、嫌だなと思っていたけれど、といった意味です。

「苦手」には、得意ではない、思い通りになりにくく嫌な相手という意味があります。

「でし」「です」のことです。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現になります。

「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。

つまり、苦手だったのは過去のことで、今は苦手ではないということです。

「苦手でしたが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、就職面接の際に使用をします。

面接の際に苦手な事柄を質問されるときがあります。

苦手なことを話して自分の評価が下がらないか不安に思う人もいることでしょう。

採用担当者が苦手なことを質問するのは、問題にぶつかったときにどのように対処をするのかや、どのような人柄なのかを理解するためです。

この点を考慮して質問への答えを考えましょう。

たとえば、苦手な事柄は避けてきたと回答をしてしまうと、問題にぶつかったときに逃げてしまう人だと思われかねません。

苦手な事柄があったとき、いつもいつも避けていたわけではないはずです。

解決方法を考えて、対処した事柄もあるでしょう。

そういった事柄を思い出して回答してみてください。

伝えるときには、具体的なエピソードを盛り込むことがポイントです。

「頑張ってきました」では、苦手な事柄にどう対処したのかわかりません。

どのように頑張ったのか、具体的なエピソードを盛り込んで話してみましょう。

また、伝える苦手な事柄は1つで十分で、いくつも述べて自分の欠点を知らせる必要はありません。


「苦手でしたが」を使った例文

・『苦手でしたが、○○をして克服しました』
・『苦手でしたが課題を明確にし、成し遂げることができました』

「苦手でしたが」の返答や返信例

相手の話を最後まで聞き、話された事柄で疑問点があれば質問をします。

面接の場ならば、応募者の人柄を理解できるような質問をしましょう。

普段の会話の中でこの言葉がでることもあります。

そのときにも相手の話を最後まで聞きます。

話している途中で口を挟まれると嫌な気持ちになります。

何か言いたいことがあったとしても我慢をして、最後まで話を聞いていましょう。

言いたいことあるならば、話が終わってからです。

まとめ

この言葉は採用面接の際に使われます。

苦手な事柄を尋ねられると、どう答えていいか困ってしまうでしょう。

しかし、準備をしておけば大丈夫です。

採用担当者は問題にどう対処したのかを知りたいので、苦手な事柄を伝えるだけでなく、どのように解決したのかも伝えてみてください。