「私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが」について解説をします。

「私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが」とは?意味

話し手側の方でメールをなくしてしまった可能性があることを伝えています。

相手の事情に配慮した言葉です。

「私のほう」「ほう」は、二つ以上あるもののうちの一つを取り上げて示す言葉です。

「紛失」はなくすことという意味になります。

「紛」という漢字にはまぎれるという意味があり、まぎれてなくすことを「紛失」といいます。

「かもしれません」は、そうだと断定できないさまを表します。

「私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、メールを受け取っていないときに用います。

メールを確認できない原因として考えられることは2つあります。

ひとつは、相手がメールを送ってくれていないことです。

何らかの事情があって、まだ送ってくれていない可能性があります。

もうひとつは、受け取る側がなくしてしまったことです。

迷惑メールに入ってしまった、サーバーなどの問題でなくしてしまったといったことが考えられます。

メールを確認できていないので送って欲しいという場合は、自分の側に問題がある可能性を考えて伝えましょう。

相手側にだけ問題があるという表現をしてはいけません。

そのように伝えると相手を不快にさせてしまいます。

不快にさせれば、こちらが求めている行動をしてくれなくなる可能性があります。

また、この言葉を伝える前には、自分の側でもう一度メールを探してみてください。


「私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが」を使った例文

・『私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが、もう一度同じものをお送りいただけますか』

「私のほうでメールを紛失してしまったのかもしれませんが」の返答や返信例

この後に何を伝えられるかによって対応の仕方が変わります。

もう一度メールを送ってくださいというのであれば、以前に送ったものと同じ内容のメールを送ります。

データが残っていれば、すぐにできるはずです。

まだこちらから送っていない場合は、メール文章を考えて送りましょう。

どういった場合でも、相手はメールを確認できていないようなので、謝罪をすることが望ましいです。

まとめ

この言葉は、受け取るはずのメールを確認できていないときに用います。

相手は送ってくれているけれど、話し手側で確認できていないだけのときもあります。

そういった可能性を考えた言葉です。

相手を責めている印象がなく、不快にさせにくいです。