この記事では「本当に多くのことを学ばせていただきました」について解説をします。
「本当に多くのことを学ばせていただきました」とは?意味
たくさんのことを勉強させてもらった、という意味です。
「本当に」は、程度のはなはだしいことや、心からそう思っていることを表す言葉です。
「多く」は、数量がたくさんであるさまを表します。
「学ば」は「学ぶ」のことで、教えを受けたり見習ったりして、技術や知識を身につける、経験をして知るという意味です。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「まし」は敬意を表し、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。
「本当に多くのことを学ばせていただきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、お別れのあいさつのときに使われます。
話し手が異動をすることになったとします。
異動が決まると、これまで働いてきた部署で、その部署の人たちの前であいさつをすることがあります。
そのあいさつの中では、これまでお世話になったことを伝えるとよいでしょう。
具体的なエピソードを交えると、感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
この言葉は、その部署でどういった経験をしてきたのかを述べています。
「本当に」という言葉を使って、その程度を強調しています。
お礼の言葉ではないので、後に感謝を示す言葉を続けます。
別れは悲しいかもしれませんが、悲しいあいさつとならないように気をつけましょう。
前向きな姿勢を見せることで明るいあいさつとなります。
前向きな姿勢を見せれば、相手も安心できることでしょう。
「本当に多くのことを学ばせていただきました」を使った例文
・『本当に多くのことを学ばせていただきました。これまでありがとうございました』
「本当に多くのことを学ばせていただきました」の返答や返信例
異動のあいさつをメールでもらったならば返信をします。
電話や直接会ってあいさつをすると丁寧なのですが、異動の準備などで忙しく、相手の方で対応が難しいこともあります。
そのため、メールの返信で構いません。
メールの中では、異動のあいさつをしてくれたことへのお礼と、新しい場所での活躍を祈る言葉を伝えます。
印象に残った出来事があれば、それも伝えてみるとよいでしょう。
形式的に返信をするのではなく、具体的なエピソードがあると、心のこもったメールになります。
まとめ
この言葉は、異動や転職などでその場から離れるときに述べるものです。
定型文を使うこともできますが、それでは感謝の気持ちが伝わりにくいです。
具体的なエピソードなどあれば、それを伝えることで心のこもった印象になります。
自分の言葉も使ってみてください。