「お客様のご負担となります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お客様のご負担となります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お客様のご負担となります」について解説をします。

「お客様のご負担となります」とは?意味

客が義務や責任などを引き受けることになる、という意味です。

「お客様」「客」を尊敬の意を表す言い方にしたものです。

「お」を名詞につけると、丁寧な気持ちを表すことができます。

「様」は人を表す語につけて、その人に尊敬の意を表します。

「ご負担」「負担」を尊敬の意を表す言い方にしたものです。

他人の行為を表す語に「ご」をつけると、その行為をする人、この場合は負担をする人に尊敬の意を表す言い方になります。

「ます」は敬意を表す語です。

「お客様のご負担となります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、振り込みや返品などをしてもらうときに使われます。

客が通販で商品を注文しました。

いくつかある支払い方法の中から、銀行振込を選択しました。

銀行振込をするときには手数料がかかります。

この手数料は客が支払う必要があります。

手数料の支払いという義務を客が引き受けるのです。

このことを店側から伝えるときに、「振込手数料はお客様のご負担となります」という使い方をします。

お客様都合で返品をするときにも、このような言葉が使われます。

返品のために商品を店に送るとき、お客様都合のときはその送料は客が支払うことが一般的です。

送料の負担を客がしなければならないのです。

誰が送料を支払うのか明確にしておかないと、後でトラブルが起こる可能性があります。

そこで、店側から客にあらかじめこのような言葉を伝えておきます。

誰が支払うのかを明確にしておくことは、トラブル回避のために大切なことです。


「お客様のご負担となります」を使った例文

・『送料はお客様のご負担となります』

「お客様のご負担となります」の返答や返信例

客に対して伝えており、返答をする必要はありません。

何かを客側が負担しなければならないので、そのことを理解しておきましょう。

たとえば、振込手数料を客が負担する場合は、振込のときに手数料を支払う必要があります。

返品の送料が客側の負担のときは、元払いの伝票を使うようにしましょう。

着払い伝票を使わないように気をつけてください。

間違えて着払い伝票を使うと、送料の支払いを求められる可能性があります。

または、送ったものを受け取ってくれません。

客の負担になると伝えているので、あらかじめ理解しておきましょう。

まとめ

この言葉は、何かを客が負担すると伝えるものです。

振込手数料や送料を客が支払う必要があるときに、このような言葉を伝えておきます。

客とのトラブルを回避するために、だれが負担をするのか明確にしておきましょう。