この記事では「詳細をお話しさせていただければと思います」について解説をします。
「詳細をお話しさせていただければと思います」とは?意味
詳しいことを話させてもらいたい、という意味です。
「詳細」には、細かな点まで詳しいことという意味があります。
「お話し」は「話す」に「お」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「させていただけ」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めて、ある行動を遠慮しながら行う意を表します。
相手に敬意を表すものです。
「ば」は、実現していない事柄を実現したと仮定する意を表します。
「詳細をお話しさせていただければと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、詳しい事柄を話し手側から伝えたいときに用います。
詳しく話しをするためには、あるていどのまとまった時間が必要です。
一方的に何かを話すのではなく、話を聞いてもらうための時間を作ってもらう必要があります。
そこで、この言葉を伝えます。
話したい事柄があるので時間を作って欲しいとお願いをするのです。
この後には、話をするための日時の調整に関する事柄を伝えます。
「させていただけ」を使って、話すことへ相手の許可を求めています。
相手の承諾を得ないと詳しい話を聞いてもらえないので、許可を求める言い方をします。
「詳細をお話いたします」とすると、一方的に話をする印象を与えます。
しかし、求められて話をするときであれば「お話いたします」としても問題ありません。
求められているときは許可を必要としないので、「いたします」といった言い方をします。
「いたします」で相手に敬意を表しているので、失礼ではない言い方です。
「詳細をお話しさせていただければと思います」を使った例文
・『○○についての詳細をお話しさせていただければと思います』
「詳細をお話しさせていただければと思います」の返答や返信例
話を聞くことが可能であれば、いつ話を聞くのか決めます。
そして、決めた日に詳しい事柄を聞きます。
この言葉を対面で伝えられていて、その場ですぐに話を聞けるならば、その場で聞くことになるでしょう。
メールで詳しい事柄を聞くこともあります。
メールはいつでも読むことができるので、メールで話を聞くときには、時間の調整をする必要はありません。
話された事柄への返信を求められるはずなので、聞いた内容に対しての返信をしましょう。
まとめ
この言葉は、詳しい事柄を話し手から伝えたいときに用いるものです。
話を聞いてもらうためには時間を作ってもらう必要があります。
話すことへ許可を必要としている場合に、「させていただく」を使った表現を用います。
