「上記の時間でしたら」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「上記の時間でしたら」とは?
これは、書面などで前述した時間について言及する場合に使用できる言葉です。
「上記」は「上に記したもの」を意味します。
つまり、横書き文書において前述した内容を指し示す場合に、「上記」という言葉を使用できるのです。
なお、これを「下記」にすれば、後述する内容を指し示すものになります。
また、「時間でしたら」は「時間である」という内容を丁寧語で仮定表現にしたものです。
仮定表現の「たら」を組み合わせることで、特定の状況が生じた場合のことを表現できるのです。
これらのことから、この言葉が書面などで前述した時間について言及する場合に使用できるものであると分かるのです。
「上記の時間でしたら」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物に宛ててメールを書いたとします。
そして、担当者がオフィスにいる時間を、先に記しておいたのです。
このような状況で、「上記の時間でしたら、担当者がいると思います」と言うとよいでしょう。
これによって、前述した時間の場合にという仮定表現を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「上記の時間でしたら」の表現方法に注意するべきです。
これは「上記の時間であれば」と言い換えできます。
また、「上記の時間でございましたら」のように言い換える手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「上記の時間でしたら」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段の内容に応じた言葉を、続けるようにするとよいでしょう。
・『上記の時間でしたら、問題ないと思います』
・『上記の時間でしたら、担当者がいるはずです』
・『上記の時間でしたら、調整できる余地がございます』
「上記の時間でしたら」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「上記の時間でしたら」の類似表現
これの類似表現として、「前述の時間でしたら」が挙げられます。
「上記の時間」と「前述の時間」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「上記の時間でしたら」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「上記の時間でございましたら」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、書面などで前述した時間について言及する場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。