ビジネスで用いる「分からないので教えてください」についての解説です。
「分からないので教えてください」とは?意味
「分からないので教えてください」は、わからないという事実に対して教えてくれるよう進言する言葉で、一応敬語です。
ただ、相手を立てて物事を教えてもらうという姿勢にないため、目上の方には使用しない言葉です。
「分からないので教えてください」の言葉の使い方や使われ方、使うときの注意点
「分からないので教えてください」は、あくまで仲間内で教えあう場合に通用する言葉で、この言葉は、自分よりも立場が上の人物からすれば、謙虚さがないのでとても忙しい時に、この言葉を聞いた日においては、自分で考えろと言われるでしょう。
なので、一応謙虚な姿勢で物事を頼み込み、それでも無理ならあきらめるか自分で判断するしかないでしょう。
なお、謙虚な言葉に直すのであれば、「不明な点があり、ご教示お願いします」という具合に敬語を重ねるとよいでしょう。
「分からないので教えてください」を使った例文
・『どうにもわからないので教えてください』
この例は、自分で考えてもわからないと述べており、教えてほしいと述べた言葉で、言い方次第ではどう考えても無理難題で分からないが故、教えてくれと言っているようなものです。
なので、謙虚さは一切なく、自分の要望を押し通したいというだけの言葉が上記です。
「分からないので教えてください」の返答や返信例
「分からないので教えてください」に関する返答や返信については、わからない点を教えてあげるか否かです。
なので、了承する場合、「わかりました」だけで通用し、自分が立場が上である場合、「いいだろう」と上から目線で物を言うことも可能で、「いやです」といって相手をはねのけることも一応可能です。
ただ、「いやです」や「自分で考えろ」というような相手をはねのけることが可能なのは、格がどうある人物であるかになるので下っ端の社員さんがわからない点を教えないというのは通用しないと見ましょう。
まとめ
「分からないので教えてください」という言葉は、ビジネスでは、相手の方に対して自分の要望である教えてくれという要望のみを伝えているにすぎず、謙虚さはないです。
なのでお断りしますという返答が返ってきた場合どうするかです。
この、教えてくださいや、教示くださいという言葉はあくまで対象に物事を教える立場にある者が善人である場合通用する言葉で、嫌だと言われると残念ながらそこで話は終わります。
ですが、嫌だという空気を作らせないよう仕向ければ、話は変わり、要は、ものすごく下手に出て、相手を頼っていると思わせておけば、周囲の人に対してあそこまで頼りにされていて断るとはどういった神経なのか?という方向に空気を作り出せば、第3者が助け舟を出してくれるかもしれません。
ここまで考える必要性はあるの?と疑問に思われるでしょうが、本当にわからないことを聞き出したいのであれば、下手に出る必要があり、対象以外に助けてくれる人がいる場合、そちらに鞍替えして物事を教示してもらうことも可能なので、下手に出るというのは実はやり方次第では特になるのです。
よって、ビジネスで下手に出る=相手が断る場合の保険を用意し、第3者に助けてもらうと考えるとした手に出ることは悪いことでもなんでもなく、一つのビジネスのスタイルだと言い切れます。