「こちらで進めて参りますので」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「こちらで進めて参りますので」とは?
これは、自分や自分達の側で進めていくことを理由に何か述べる状況で使用できる言葉です。
「こちら」は、自分達の側を示します。
これは場所を示す指示代名詞であり、自分に近い場所を示す言葉でもあるのです。
また、「進めて参ります」は「進めて行きます」を謙譲語にしたものになります。
このようにすると、相手に敬意を表す表現になるのです。
なお、「参りますので」とすれば、それが理由になっている様子を表現できます。
このことから、この言葉が自分や自分達の側で進めていくことを理由に何か述べる状況で使用できるものだと分かるのです。
「こちらで進めて参りますので」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある手続きを進めていたとします。
すると相手は、手続きが上手く進むかを、とても心配している様子なのでした。
このような場合に、「あとはこちらで進めて参りますので、どうか心配なさらず」と伝えるよいでしょう。
これにり、自分の側で進めていくから心配しなくてよいと、上手に伝えられるのです。
これを使う際には、「こちらで進めて参りますので」の表現に注意しましょう。
これは「こちらで進めて参りますから」と言い換えできます。
また、謙譲語を使わずに、「こちらで進めて行きますので」と言い換える手段もあるのです。
このように、同じ意味でも、色々な形に言い換えできます。
実際の状況に合わせて、適切な言葉を選ぶとよいでしょう。
「こちらで進めて参りますので」を使った例文
ここではいくつかの例文を挙げています。
このように、前段の内容に応じた言葉を、続けるようにするとよいでしょう。
・『こちらで進めて参りますので、気にしないでください』
・『こちらで進めて参りますので、あとはお任せください』
・『こちらで進めて参りますので、安心していてください』
「こちらで進めて参りますので」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「こちらで進めて参りますので」の類似表現
たとえば、「当方で進めて参りますので」が類似表現になりいます。
「こちらで」と「当方で」は、同じような意味で使える言葉なのです。
「こちらで進めて参りますので」の敬語表現
これを別な敬語にすると、「こちらで進めて行きますので」のように言い換える事が可能です。
まとめ
このように、自分や自分達の側で進めていくことを理由に何か述べる状況で、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、上手に活用することをおすすめします。
