この記事では「経験してまいりました」について解説をします。
「経験してまいりました」とは?意味
実際に見たり、聞いたり、やったりしてきました、という意味です。
「経験」には、実際に見たり、聞いたり、やったりすること、またそれによって得た知識や技術という意味があります。
「して」の「し」は、動作や行為を行うという意味の動詞の「する」です。
「まいり」は「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語です。
「まし」は「ます」のことで敬意を表します。
「た」は動作や作用が過去に行われた意を表す語です。
「経験してまいりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、自己紹介をするときや、就職の面接のときなどに使用をします。
面接のときには、自分が何をしてきたのか、何ができるのかなどを伝えて、応募した企業にとって役に立つ存在であるとアピールをします。
これまで自分が経験したことが応募した企業と関係する事柄なら、それを伝えると役に立つ存在であるとアピールできます。
何を経験してきたのか具体的に伝えてみましょう。
具体的なエピソードがあると、聞き手はその事柄を想像することができ、理解しやすくなります。
応募した企業とかかわりのない事柄を伝えても、自分が企業にとって役に立つ存在であるとはアピールできません。
自己アピールをする時間を無駄にしてしまうので、関係ない事柄を伝えるのは控えた方がよいでしょう。
話をうまくまとめられるかも相手は見ています。
まったく関係ない事柄を伝えては、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
自己紹介をするときにこれまで経験したことを伝えると、自分のことをより深く知ってもらえます。
よく知ってもらうことで、他人と仲良くなれるかもしれません。
「経験してまいりました」を使った例文
・『これまで○○を経験してまいりました』
「経験してまいりました」の返答や返信例
何をしてきたのか詳しく聞いてみてください。
話を深く聞くことで、相手をよく知ることができます。
面接では、応募者がどのような人柄なのか、どのような能力を持っているのか判断しなければなりません。
話をよく聞いて、人柄などを判断していきましょう。
自己紹介のときであれば、質問をすることがあります。
その人をよく知るための質問をしてみてください。
ただし、プライバシーにかかわることは尋ねないようにしましょう。
まとめ
この言葉は、これまで自分が何をしてきたのか、何を見てきたのかなどを伝えるときに用います。
就職の面接のときには、経験してきたことがアピールポイントになります。
自分が何をしてきたのか上手に伝えてみてください。