この記事では、「都合がつきませんでした」の意味を分かりやすく説明していきます。
「都合がつきませんでした」とは?意味
「都合がつきませんでした」は、自分の予定をやりくりできずに、相手からの申し出をお断りする丁寧な表現です。
「都合」には「予定を調整すること」「金銭を融通すること」という2つの意味がありますが、社外の人とやり取りする場合はほぼ「予定を調整すること」という意味で使われます。
ただし、「都合」は「ぐあいがよいか悪いか」というカジュアルなニュアンスがあり、社内向け、または親しい関係の人向けの言葉です。
目上の人や取引先の人に使う場合「予定の調整ができませんでした」に言い換えましょう。
「予定の調整ができませんでした」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「予定の調整がつきませんでした」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、相手が主催の会議や打ち合わせについて、幾つか日程の候補を出されている時です。
2つ目は、目上の人から食事会やイベントなどに誘われた時です。
3つ目は、相手がセールスや打ち合わせなどで自社を訪問したいと申し出てきた時です。
自分たちの都合で相手の申し出を断る、或いは再度調整してもらうことになるので、「誠に申し訳ございませんが」などのクッション言葉をあわせて使う様にしましょう。
「予定の調整ができませんでした」の言葉の使い方や使われ方
「予定の調整がつきませんでした」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ご提案いただいた会議の日程について、大変申し訳ございませんが予定の調整ができませんでした』
・『あいにくその日は遠方への出張が入っておりまして、予定の調整ができませんでした』
・『〇月は弊社の繁忙期に当たりますことから、大変恐縮ですが予定の調整ができませんでした』
「予定の調整ができませんでした」の類語や言いかえ
「予定の調整ができませんでした」の類語や言いかえは以下の通りです。
「日程を合わせるのが困難です」
「困難」は「非常に難しいこと」という意味で、日程的にとても無理であることを表しています。
「予定の折り合いがつきません」
「折り合い」は「譲り合って解決すること」という意味で、あれこれやりくりしても無理なことを表します。
「予定の調整ができませんでした」の英語表現
「予定の調整ができませんでした」の英語表現は以下の通りです。
“I’m afraid I don’t have any time on that day”
「申し訳ありませんが、その日は都合がつきません」になります。
「時間がない」とはっきり伝える表現です。
まとめ
今回は「予定の調整ができませんでした」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。