「まずはご来社のお礼を申し上げます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「まずはご来社のお礼を申し上げます」とは?
これは、先に来社のお礼を述べる場合に使用される言葉です。
「まずは」は、「先に」と同じような意味になります。
「まずは」を漢字にすれば「先ずは」となるのです。
つまり、これは何かに先んじる様子を表現したものなのです。
なお、「ご来社」は「来社」という言葉に敬意を加えたものです。
さらに「来社」は「会社に来ること」を表現しています。
なお、「お礼を申し上げます」は、「お礼する」を謙譲語にしたものです。
このようにすることで、相手に敬意を表す形にしています。
これらのことから、この言葉が先に来社のお礼を述べる場合に使用されるものであると分かるのです。
「まずはご来社のお礼を申し上げます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、顧客が自社のオフィスに来てくれたとします。
そのため、まずは相手にお礼の気持ちを伝えることにしたのです。
このような状況で、「何はともあれ、まずはご来社のお礼を申し上げます」と言うとよいでしょう。
これによって、先に来社してくれたことに対してお礼する気持ちを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「お礼を申し上げます」の表現方法に注意するべきです。
これは「お礼申し上げます」で尊敬語になります。
また、「お礼をいたします」に言い換える方法もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「まずはご来社のお礼を申し上げます」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるのです。
・『何はともあれ、まずはご来社のお礼を申し上げます』
・『色々話したいことはありますが、まずはご来社のお礼を申し上げます』
・『ご相談したいことが山積みですが、まずはご来社のお礼を申し上げます』
「まずはご来社のお礼を申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「まずはご来社のお礼を申し上げます」の類似表現
これの類似表現として、「ひとまずはご来社のお礼を申し上げます」が挙げられます。
「まずは」と「ひとまずは」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「まずはご来社のお礼を申し上げます」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「まずはご来社のお礼をいたします」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、先に来社のお礼を述べる場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
