「ご苦労さまでした」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご苦労さまでした」とは?
これは、相手に苦労をかけた場面で使用される言葉です。
「苦労」は「労力を使うようなこと」を意味します。
つまり、つらい思いや骨を折るような行為を「苦労」という言葉で言い表せるのです。
また、これを「ご苦労」にすれば敬意を示す形にできます。
そして「ご苦労さま」とすると、相手の苦労を労うような意味の言葉になります。
これに「でした」を組み合わせると、丁寧語を用いた過去形の表現に変化するのです。
これらのことから、「ご苦労さまでした」が、相手に苦労をかけた場面で使用されるものであると分かるのです。
「ご苦労さまでした」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、委託先に屋外での作業を依頼したとします。
そして、その日はとても暑い日だったのです。
このような状況で、「本日はお暑い中、ご苦労さまでした」と言うとよいでしょう。
これによって、相手の苦労を労うような気持ちを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「ご苦労さまでした」の表現方法に注意するべきです。
これは「ご苦労さまでございました」のように言い換えできます。
また、「お疲れさまでした」などの類似表現に置き換える手段もあるのです。
さらに、この場合も語尾を「ございました」に変更する事ができます。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「ご苦労さまでした」を使った例文
ここではいくつかの例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『本日は遠いところ、ご苦労さまでした』
・『とても暑い中、本当にご苦労さまでした』
・『大変な作業でしたが、ご苦労さまでした』
「ご苦労さまでした」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ご苦労さまでした」の類似表現
これの類似表現として、「お疲れさまでした」が挙げられます。
「ご苦労さま」と「お疲れさま」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「ご苦労さまでした」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「ご苦労さまでございました」に言い換える事が可能です。
なお、この場合はどちらも丁寧語を使った表現になっています。
まとめ
このように、相手に苦労をかけた場面で、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。