「ご記入いただけていない項目がございました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご記入いただけていない項目がございました」とは?
これは、書き漏れがある場合などに使用できる言葉です。
「記入」は「記し入れること」が熟語になったものです。
これは、所定の欄などに何かを書くことを意味する言葉なのです。
ここでは「ご記入いただく」として謙譲表現にしています。
これは「記入してもらう」をへりくだって表現した言葉なのです。
また、これを「記入していただけていない」とすれば「記入してもらえていない」と言う意味になります。
そして、そのような未記入項目がある様子を、丁寧な言葉遣いで「項目がございました」としているのです。
「ご記入いただけていない項目がございました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある書類を顧客から受け取ったとします。
しかし、内容をチェックしたところ、一部に記入漏れがあったのです。
このような場合には、「こちらの書類には、ご記入いただけていない項目がございました」と述べるとよいでしょう。
これにより、記入漏れの項目があることを、上手に相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「項目がございました」の使い方に注意しましょう。
これは、「項目がありました」に置き換える事が可能です。
どちらも同じ意味ですが、程度の異なる表現になるのです。
実際の状況に応じて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「ご記入いただけていない項目がございました」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、組み合わせる言葉を変える事で、それぞれ印象の違う表現を作り出せるのです。
・『こちらに、ご記入いただけていない項目がございました』
・『こちらの書類には、ご記入いただけていない項目がございました』
・『内容をチェックしたところ、ご記入いただけていない項目がございました』
「ご記入いただけていない項目がございました」の類語と敬語での言いかえ
「ご記入いただけていない項目がございました」の類語と敬語を解説していきます。
「ご記入いただけていない項目がございました」の類似表現
この言葉の類似表現には、「記入してもらえていない項目がございました」があります。
「ご記入いただけていない」と「記入してもらえていない」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「ご記入いただけていない項目がございました」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご記入いただけていない項目がありました」に言いかえできます。
まとめ
このように、書き漏れがある場合などに、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。