この記事では「大変感激しております」という言葉について説明していきます。
「大変感激しております」とは?
激しく感動していること、心が奮い立つことなどという意味が「感激」という言葉ですが、「大変感激しております」というケースでは更に激しく感動しているという意味合いが強くなり、心が奮い立つという要素はこの感激をもとに奮い立つという意味合いで残っていますが、お礼などに使うケースが多くなります。
基本的には文章で使う言葉と言え、「発売初日に複数購入していただいたとのことで大変感激しております」のような先に状況の説明をするのが一般的です。
「大変感激しております」単体で使うという場合、共通認識で感激するようなことがあって感想を求められた時などになるでしょう。
「大変感激しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
お礼の文章、成功を祝う文章などで使われることが多く、ポジティブな表現と言えます。
店員が客に対して感想を言うということが少ないため接客で使うケースはかなり少ないとは言えます。
かなり親しい関係であれば使えるでしょう。
会社幹部から従業員へ社内報などで伝えるという使い方も見られます。
「大変感激しております」を使った例文
・『今回の新製品の初動を聞いて大変感激しております』
社内報での使い方で、ヒットして嬉しいという意味合いになります。
この場合目上の人から社内報を読む人に向けてということになります。
・『ここまで早く修理していただいて大変感激しております』
修理してもらった側が修理の速さに対して感激したと伝える使い方です。
お礼としての意図が強くなります。
・『昨年植えた花が満開になり、大変感激しております』
感慨深い、感動したという意味合いでの使い方で、人に伝えることも出来る使い方です。
「大変感激しております」の類語や敬語での言いかえ
「心から感激しております」「大変感激いたしました」などが「感激」を残した言い換え、「大変感動いたしました」でも言いかえが効くケースはあるでしょう。
「大変感激しております」の類似表現
「心を打たれました」「驚かされました」も文章次第では類語になりえます。
「大変感激しております」の敬語表現
もともと敬語で問題なく使えます。
ご感激などは誤用になります。
「大変感激しております」の返答や返信例
お礼の手紙や社内報などでは返答はしないケースが多いですが、感激するに至った仕事を「依頼してくれてありがとう」という意図を伝えるケースが考えられます。
まとめ
大変感激しておりますという言葉はポジティブな言葉で結果や風景など幅広い対象に使うことができ、数値のあるものでもないものでも使えます。