この記事では「張り切っております」について解説をします。
「張り切っております」とは?意味
やる気に満ちている、という意味があります。
「張り切っ」は「張り切る」のことで、元気や気力が十分にあるという意味です。
何かを行おうとする精神力に満ちていることをいいます。
無理をしてでも何かをしようとしているのではなく、気力に満ちあふれており、その力を出すさまを表します。
「ております」は「ている」を丁寧な形にしたものです。
「ます」は敬意を表す語です。
「張り切っております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、やる気に満ちていることを伝える際に用います。
張り切っているのは話し手であることもあれば、別の誰かであることもあります。
たとえば、Aさんの後輩にBさんがいるとします。
Bさんははじめてプロジェクトリーダーに選ばれました。
自分の力を認めてもらえたと思い、プロジェクトを成功させようという気持ちを強く持っています。
成功させるためにはやる気を出して取り組む必要があります。
Bさんは今、やる気に満ちあれている状態です。
これを先輩のAさんが上司に伝えました。
このような場面でAさんがこの言葉を使用します。
この例の場合だと、張り切っている人とこの言葉を伝える人が違います。
Bさん自身がこの言葉を使うこともあります。
プロジェクトリーダーを任されたBさんは、「はじめてリーダーになるけれど大丈夫か」と上司から声をかけられました。
Bさんは何も心配することがなく、やる気を十分に持っています。
この状態をBさんが伝えるときにこの言葉を用います。
この場合だと、張り切っている人とこの言葉を使う人が同じです。
「張り切っております」を使った例文
・『○○を任されて張り切っております』
「張り切っております」の返答や返信例
やる気を十分に持っているので、その気持ちを応援するとよいでしょう。
応援があるとますますやる気が高まります。
力を十分に出して物事にあたってくれることでしょう。
相手のやる気をなくすような言葉をかけるのは望ましくありません。
「どうせできないだろう」「口ばかりだ」このような発言は相手のやる気をなくします。
何かをするときの気持ちの持ち方は大切です。
気持ちの持ち方次第で、物事が成功することもあれば、失敗することもあります。
張り切っている人に対しては、その気持ちを肯定してあげるとよいでしょう。
ただし、張り切りすぎて周りが見えなくならないように気を配ることも忘れないでください。
まとめ
この言葉は、やる気にあふれているさまを表すものです。
張り切っている人が話し手であるときも、別の人であるときも使うことができます。