この記事では「楽しく読ませていただいております」について解説をします。
「楽しく読ませていただいております」とは?意味
あるものを読んで満ち足りた気持ちになっていることを表す言葉です。
「楽しく」には、満ち足りていて愉快であること、心がうきうきするような感じという意味があります。
「せていただい」は「せていただく」のことで、相手の許しを求めて行動する意を表します。
「ております」は「ている」を丁寧な表現にしたもので、現在の状態を表します。
「楽しく読ませていただいております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、敬意を表すべき人が書いているものを読んでいるときに用います。
楽しく読んでいるので、契約書や見積書のようなものを読んでいるという意味ではありません。
敬意を表すべき人が書いているもので、楽しく読めるようなものというと、ブログやメールマガジンなどでしょう。
こういったものを楽しく読んでいると伝えるときに用います。
自分が書いたものを喜んで読んでくれているとわかると、書いている人はうれしいでしょう。
ただし、「楽しく」は使う場面に注意が必要です。
まじめな事柄を書いている場合は、楽しく読んでいるとは伝えない方が無難です。
書いている人はまじめに読んで欲しく、面白く読んで欲しいのではありません。
まじめな内容のものの場合は、「楽しく」の部分をなくして伝えるとよいでしょう。
または「勉強させてもらっています」など、読んだ内容から学んでいることを伝えるのもよいです。
本当に読んでいるときにだけ、このような言葉を使用しましょう。
読んでいないのに「読んでいる」というと、書かれた内容を尋ねられたときに困ってしまいます。
「楽しく読ませていただいております」を使った例文
・『○○を毎週楽しく読ませていただいております』
「楽しく読ませていただいております」の返答や返信例
自分が書いているものを読んでくれているなら、うれしいはずです。
その喜びの気持ちを伝えるとよいでしょう。
本当に読んでいるのか試すようなことはしない方がよいです。
試していると相手に伝わってしまい、読んでいるのかと疑っていることがわかり、失礼です。
自分が書いたものを読んでくれているなら、共通の話題ができます。
共通の話題を出すと話が盛り上がることでしょう。
書き切れなかった事柄についても話せるかもしれません。
まとめ
この言葉は、あるものを読んでいると伝えるものです。
ブログやメールマガジンなど楽しく読めるようなものを読んでいるときに用います。
まじめな内容のものであるときには、「楽しく」とはいわない方がよいでしょう。