この記事では「完了しましたのでご報告させていただきます」について解説をします。
「完了しましたのでご報告させていただきます」とは?意味
ある事柄が終わったので知らせをさせてもらいます、という意味です。
「完了」には、物事がすっかり終わることという意味があります。
「ました」の「まし」は敬意を表す「ます」のことで、「た」は動作や作用が完了した意を表す語です。
「ので」は、後に続く事柄の根拠・理由・原因などを表します。
「ご報告」は「報告」をその行為が及ぶ人を敬う表現にしたものです。
他人に対する行為を表す語に「ご」をつけて、その行為が及ぶ人に敬意を表します。
「させていただき」は、相手に許しを求める意を込めて、相手に敬意を示す表現です。
「完了しましたのでご報告させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物事が完全に終わったときに用います。
物事が終わったならば、そのことを上司などに知らせます。
その知らせをする際に用いる言葉です。
「させていただきます」は、許しを得るとき、恩恵を得る事実や気持ちがあるときに用いる言葉です。
報告はしなければならないもので、相手の許しを得る必要はないでしょう。
「終わったら報告するように」と求められることもあります。
求められているならば、許しを得る必要はありません。
許しを必要としない場面では、「ご報告いたします」という表現をします。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語であり、この表現でも失礼にはなりません。
そして、報告の内容が重要です。
聞き手に理解してもらえるように、どのような結果になったのか具体的に伝えるようにしましょう。
「完了しましたのでご報告させていただきます」を使った例文
・『○○が完了しましたのでご報告させていただきます』
「完了しましたのでご報告させていただきます」の返答や返信例
メールの場合は、報告を受け取ったことを伝えておきましょう。
報告を受けたと相手がわかれば、安心してくれるはずです。
この後に報告内容が伝えられるので、その内容を読んだり聞いたりします。
完了しているので、大きな問題は起こっていないはずです。
問題がなければ、その事柄に関してこの後に行うべき事柄はないでしょう。
これで物事が終わりならば、物事を行ってくれたことへお礼を伝えます。
直して欲しいところがあれば、その部分を指摘します。
まとめ
この言葉は、物事がすっかり終わったのでそれを知らせるときに用います。
物事が終わったときには報告をしましょう。
相手は報告を待っているはずなので、物事が終わったらできるだけすぐに伝えることが望ましいです。
