みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「またお会いできますことを楽しみにしております」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「またお会いできますことを楽しみにしております」とは?
ビジネスパートナーに対して、敬意と感謝を伝えた言葉が、「またお会いできますことを楽しみにしております」になります。
「またお会いできますことを」には、再会の意味だけでなく、「今後も協力し合いながら同じ仕事に取り組む機会があること」というニュアンスが含まれています。
「楽しみにしております」は、今後への期待を意味する言葉です。
「またお会いできますことを楽しみにしております」の使い方や注意点
例えば、ビジネスパートナーとの仕事やプロジェクトにおいて、相手と自分が担当者同士となったシチュエーションで、無事に仕事を終えることが出来た際に、相手への敬意と感謝を述べた言葉として使われているのが「またお会いできますことを楽しみにしております」になります。
「お会い」には、「再会」と「協力」などのニュアンスが込められているのが特徴です。
また、「楽しみに」には「理解しあえる喜び」や「今後への期待」が込められています。
言い回しや敬語に丁寧さが表現されているため、目上の相手に対して相応しい言葉として使うことができます。
注意点としては、「楽しみに」という表現が、若干カジュアルさがあることが挙げられるでしょう。
失礼にあたる表現ではありませんが、できればより改まった表現を工夫できると良いでしょう。
また、見方を変えると「期待しています」といった相手に負担となるような表現よりも、「会えたら嬉しい」というニュアンスとして「楽しみにしております」は役立つ表現とも言えるため、相手の立場や状況を踏まえた言葉選びを心がけましょう。
「またお会いできますことを楽しみにしております」の言い換え
・『またお会いできれば幸いです』
・『またお会いできましたらお付き合いのほどよろしくお願いいたします』
・『再度お目にかかれることを心より楽しみにしております』
・『再度お目にかかれることを心待ちにしております』
・『またお目にかかれますよう楽しみにしております』
・『今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします』
・『今後ともお付き合いくださいますようよろしくお願いいたします』
相手と打ち合わせや会議などで会うことを「お目にかかる」と表現できます。
役立つ表現としてぜひ覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
「またお会いできますことを楽しみにしております」は、相手と仕事を共にした経緯があり、敬意と感謝を伝えると同時に、今後も良好な信頼関係を維持していきたい気持ちを述べた言葉です。
