この記事では「いただいた資料は厳重に保管しております」について解説をします。
「いただいた資料は厳重に保管しております」とは?意味
もらった資料は厳しく管理をしてとってあります、という意味です。
「いただい」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。
つまり、すでに資料は受け取っているということです。
「厳重」は、いい加減にはせずに、厳しい態度で物事にあたるさまを表します。
「保管」は、品物を預かって、失ったり傷ついたりしないように保っておくことです。
「ております」は「ている」を丁寧な表現にしたものです。
「いただいた資料は厳重に保管しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、もらった資料をどのように扱っているのか伝えるために用います。
資料を渡した側は、その資料が重要なものであれば、どのように扱われているのか気になるでしょう。
きちんと管理をしてくれないと情報が漏洩する心配があり、渡した側は不安になります。
そういったときに、渡した側が「資料はどうなっているか」を尋ねることがあります。
それに対して、このような言葉で返答をします。
また、尋ねられてはいないけれど、渡した側を安心させるために、このような言葉を伝えることもあります。
どのような資料であれ、そこには大切な情報が記載されています。
どの資料もきちんと管理をし、紛失をしたり、情報が漏洩をしたりしないようにしましょう。
保管の方法を決めて、その方法を社内で共有するようにすれば、きちんと管理ができます。
「いただいた資料は厳重に保管しております」を使った例文
・『先日は資料の送付をありがとうございました。いただいた資料は厳重に保管しております』
「いただいた資料は厳重に保管しております」の返答や返信例
渡したものは厳しく管理されているようなので、情報の漏洩などの心配はなさそうです。
この言葉を伝えられてもまだ不安が残るようならば、「厳重に管理をするように」と念を押しておくとよいでしょう。
どれほど大切なものであるのかを理解してもらえれば、しっかりとした保管をしてくれるはずです。
保管方法で気をつけて欲しいことがあれば、それを伝えてください。
古い紙の資料の場合だと、触っただけで形が崩れてしまうことがあります。
そういったものは、特に扱いに注意が必要です。
まとめ
この言葉は、もらった資料をどのように扱っているか伝えるものです。
渡した側は、資料がどのように扱われているか気になることでしょう。
この言葉を伝えておけば、紛失などの心配はないと安心してもらえます。