この記事では「感激しております」について解説をします。
「感激しております」とは?意味
強く心に感じて、気持ちが高まっているという意味です。
感謝すべき事柄に対して気持ちが高まっている、貴重な話を聞いて気持ちが高まっているなどをいいます。
「感激」には、強く心陰感じて気持ちが高まることという意味があります。
「して」は「する」のことで、ある動作や行為を行う、ある状態になるという意味です。
「おります」は「~している」の丁寧な言い方です。
過去のことではなく、今の状態を表しています。
「感激しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
強く心に届いて気持ちが高ぶるようなことがあったときに用いる言葉です。
相手から非常に大きな恩を受け取ったとき、話を聞いて興奮をしたときなどに用います。
「しております」は丁寧な言い方なので、目上の人に対して使用することができます。
しかし「感激」という言葉を安易に使用すると幼稚な印象を与える場合があるので、「感銘」など他の言葉を使うとよいでしょう。
感銘は、深く心に刻み付けて忘れないという意味です。
感謝すべき事柄に対して「感銘」とするのはおかしいので、この場合なら「感激」でもよいです。
話を聞いて心に強く届いた場合にはどちらでも使用できます。
「感激しております」は非常に大きな恩を受け取ったときには使用できますが、小さな恩のときに使用すると違和感があります。
たとえば、資料のミスを指摘してくれたおかげで大きなことにはならなかった、落としたハンカチを拾ってくれたなどです。
また、頻繁に使用していると嘘っぽくなります。
ここぞというときにだけ用いることで、相手の心に届きます。
言葉では気持ちが高ぶっているさまを表していても、声が小さかったり、態度が冷めたりしていると気持ちは伝わりません。
態度でも示すことが、この言葉を使うときには大切です。
この言葉だけでは感謝の気持ちが伝わりにくいので、「ありがとうございました」など感謝の言葉も述べるようにします。
この言葉自体は感謝の言葉ではありません。
「感激しております」を使った例文
・『課長のお話に感激しております』
「感激しております」の返答や返信例
強い気持ちを示させて驚くこともあると思いますが、相手の気持ちを受け取っておきましょう。
話し手は大変喜んでくれています。
まとめ
ありがたい行為を受け取ったときや、非常に大切な話を聞いたときなどは、強く心に届いて気持ちが高まることがあるでしょう。
その気持ちを表すときに用いる言葉です。
頻繁に使用していると本心ではないように受け取られてしまうので、ここぞというときにだけにいいます。