この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」とは?
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」のフレーズを分解して、それぞれの意味等を説明します。
最初の「社内」は「自分の会社内」のことを指す言葉です。
また次の「検討」は「よく調べ、考えること」を意味する言葉です。
そして「改めて」は「再び新たらしく」といった意味の言葉です。
また、「ご提案」は「意見や案を提出すること」を意味する「提案」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
そして最後の「させていただきたいと思います」は「させてもらう」の謙譲語である「させていただく」に願望を表す「たい」、そして「思う」に丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって、「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」とは「会社内でよく考えて再び新しいく案を提出させてもらいたいと思う」との意味の敬語表現となります。
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」のフレーズは、「社内で」との言葉があるので、社外の取引先の人に対して使われるフレーズだと言えます。
このフレーズが使われる場面としては、二つが考えられます。
一つ目は、言葉の意味通り一度何らかの提案をしたものの、取引先から難色を示されたので、最後社内で指摘された点の改善等を考えて、改めて新しい案を提案するという意味です。
もう一つは、担当者が取引先から何らかに対する提案を求められたが、自分の一存で提案することが出来ず、持ち帰り社内で検討して「日を改めて」提案すると言う意味で使われるケースです。
いずれの意味で使われているかは、取引先の方との前後のやり取りで判断できるでしょう。
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」を使った例文
・『ご意向を踏まえ、社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います』
・『ご要望を持ち帰り、社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います』
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」の類語や言い換え
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」のフレーズは、冗長的な表現であり、少しスッキリとした敬語表現の、「社内で検討し改めてご提案させていただきます」や「社内で検討し改めてご提案いたしたく存じます」等と言い換えることが出来ます。
まとめ
「社内で検討し改めてご提案させていただきたいと思います」とは「会社内でよく考えて再び新しいく案を提出させてもらいたいと思う」との意味の敬語表現です。
