「後ろ倒しになり」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「後ろ倒しになり」とは?
これは、予定が後ろにずれたような状況を言い表した言葉です。
「後ろ倒し」とは、「後ろ倒す」という言葉が名詞化したものだと言えます。
つまり、語尾を言い換えることで、名詞のように取り扱える形になるのです。
そして「後ろ倒す」とは、予定が後ろにずれることを言い表したものなのです。
また、「なる」は状態が変化する様子を表現する動詞です。
そのため、後ろ倒しではない状態から後ろ倒しの状態に変化する様子を、「後ろ倒しになる」と表現できます。
なお、語尾を「なり」に変化させることで、連用形にしています。
これらのことから、この言葉が、予定が後ろにずれたような状況を言い表したものであると分かるのです。
「後ろ倒しになり」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある計画が遅れていたとします。
そのため、計画を立て直して、納品日が後ろにずれることになったのです。
このような状況で、「納品日が後ろ倒しになり、当社も困っております」と言うとよいでしょう。
これによって、納品日が後ろにずれたことを、上手に言い表せるのです。
この言葉を使うときは、「後ろ倒しになり」の表現方法に注意するべきです。
これは「後ろ倒しになりまして」とすれば丁寧語の表現になります。
また、「後ろ倒しになって」のように言い換えて使用する方法もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「後ろ倒しになり」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前後に言葉を付け加えることで、自然な使いかたができるようになるのです。
・『納品日が後ろ倒しになり、困っております』
・『帰国が後ろ倒しになり、とても困惑した次第です』
・『計画が後ろ倒しになり、お客様も混乱しているとのことです』
「後ろ倒しになり」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「後ろ倒しになり」の類似表現
これの類似表現として、「後ろにずれて」が挙げられます。
「後ろ倒しになり」と「後ろにずれて」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「後ろ倒しになり」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「後ろ倒しになりまして」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、予定が後ろにずれたような状況を言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
