この記事では「後日改めてお越しください」について解説をします。
「後日改めてお越しください」とは?意味
別の日にまた来てください、という意味です。
「後日」は、この言葉を伝えている日よりも未来のある日を指しています。
「改めて」は、もう一度、別の機会という意味です。
もう一度新しく何かを行う意を表します。
お越し」は「来ること」「行くこと」の尊敬語です。
この場合は「来ること」の意で用いています。
「ください」は、相手に何かをするように求める意を表します。
「後日改めてお越しください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、今日来てもらっても何かをすることができないので、別の日に来て欲しいときに用います。
予約制の店のことで説明をします。
ある客が予約制の店にやってきました。
この店では予約をしていない客を当日受け入れることはしていません。
この客は予約をしていなかったので、訪れた日にはサービスを受けることができませんでした。
店側としては、予約をしてまた来て欲しいと思っています。
その客を完全に拒否しているのではなく、予約さえしてくれればいつでも受け入れるつもりでいるのです。
そういった気持ちをこの言葉で表現します。
この言葉を言われた相手は「せっかく来たのに今日は無理だなんて」と残念に思うことでしょう。
店に拒まれていると感じてしまう可能性もあります。
そういった事態を避けるためにクッション言葉を用いるようにします。
「申し訳ありませんが」「恐縮ですが」などのクッション言葉があります。
また、今日来てくれたことに対してはお礼を伝えましょう。
「後日改めてお越しください」を使った例文
・『せっかく来ていただいたのに申し訳ありませんが、後日改めてお越しください』
「後日改めてお越しください」の返答や返信例
また来るように求められているので、また来るとよいでしょう。
たとえば、予約制の店の場合だと、予約をしていなければ今日はサービスを受けることはできません。
せっかく店を訪れたのですが、今日はサービスを受けられないのであきらめるしかありません。
予約をして後日訪れるようにしましょう。
今日は何かをするのは無理でも、別の日になら何かをすることができます。
そのため、また来てくださいと伝えています。
別の日ならば訪れてよいのです。
やるべき事柄以外であれば、来たくないのなら後日来なくてもよいです。
まとめ
この言葉は、別の日に来て欲しいときに用います。
この言葉だけでは聞き手を不快にさせる可能性があるので、クッション言葉を使うことが望ましいです。
今日は何かをできないと断られてしまった相手の気持ちを考えましょう。