この記事では「変更がございましたら」について解説をします。
「変更がございましたら」とは?意味
何かが変わるようならば、という意味です。
「変更」には、すでに決まっていた物事などを変えることという意味があります。
「ございまし」は「ございます」のことで、「ある」の意の謙譲語です。
「ましたら」の「まし」は、敬意を表す「ます」を指します。
「たら」は、実現していない事柄を実現したものと仮定していう意を表します。
「変更がございましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手側の方で何かを変えたならば連絡を欲しいときに使われています。
聞き手をA、話し手をBとします。
A社からB社に対して、イベント会場の手配の依頼がありました。
B社は会場を整え、人数分の食事を用意しなければなりません。
すでに出席人数は知らせており、何人分の料理を用意すればよいのかはわかっています。
しかし、突然出席できない人が現れて、人数の変更がされる可能性はあります。
もしも人数の変更があるならば、そのときに知らせて欲しいです。
それをこの言葉を使って、B社の方からA社に伝えます。
「たら」の後には「連絡をください」という意味の言葉が続きます。
すでに決まっている事柄が、その後もずっと同じ状態だとは言い切れません。
突然何かがあって変わる可能性はあります。
変わることでこちらの対応の仕方が変わってくることもあるでしょう。
先の例の場合だと、用意する食事の数が変わります。
対応をしなければならないので、変更になるようならば、連絡をするように求めておくとよいでしょう。
「連絡をするのはあたり前」と思うかもしれませんが、こういったことを伝えておかないと、連絡をしてこない人もいます。
「変更がございましたら」を使った例文
・『変更がございましたら、ご連絡ください』
「変更がございましたら」の返答や返信例
この後には「連絡をするように」という意味の言葉が続くはずです。
もしも何かが変わったならば、そのときに連絡をしましょう。
変わった時点でなるべく早めにメールや電話をするようにします。
たとえば、イベントで用意する食事の量の変更の場合、当日に連絡をしても対応し切れないことがあります。
余裕をもって伝えれば、相手の方は対応しやすくなります。
変わるとわかった時点で伝えるようにしましょう。
まとめ
この言葉は、決まっていた事柄が変わったなら、という意味です。
聞き手の方で何かを変えたならば、その知らせをして欲しいときに使われています。
こういったことを伝えておかないと連絡をくれないこともあるので、お願いをしておきましょう。