「クライアントには了承済みです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「クライアントには了承済みです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「クライアントには了承済みです」について解説をします。

「クライアントには了承済みです」とは?意味

依頼人から承諾を得ています、という意味です。

「クライアント」は、依頼人、顧客、取引先のことをいいます。

発注をしてきた相手、会計士や弁護士などに依頼をしてきた人などのことを指します。

「了承」は、聞き入れる、意見や希望などを聞いて受け入れるという意味です。

この場合は、クライアント側が話し手側の意見や希望を受け入れています。

「済み」「済む」のことで、物事が完全に終わるという意味です。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現です。

「クライアントには了承済みです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、依頼人や得意先からの承諾を得ていることを、他の人に伝えるときに用います。

クライアントに伝えるものではありません。

たとえば、デザインの依頼を受けたとします。

クライアントからはこうして欲しいという考えを伝えられているのですが、予算の都合でそれを行うのは難しいです。

いろいろ考えた結果、予算内でできるよい案が浮かんだので、この案でもよいかとクライアントに伝えました。

その案についてクライアントは受け入れてくれて、提案した案でデザインをすることに決定しました。

それについて、上司が「それでよいと依頼主の確認は取れているのか」と尋ねてきました。

それに対して答えるときに、このような言葉を用います。

了承を得ていることを示すものがあると、説得力が増します。

たとえば、了承したことを伝えるメールを見せるなどです。

普段から仕事をまじめに行っていれば、証拠となるものを見せなくてもわかってもらえるはずです。


「クライアントには了承済みです」を使った例文

・『クライアントには了承済みです。この方向で進めてまいります』

「クライアントには了承済みです」の返答や返信例

了承を得ているようなので、問題はないでしょう。

物事を進めている場合ならば、了承を得ている形で進めていきます。

本当に了承を得ているのか、疑問に感じることもあると思います。

その場合は、こちらからクライアントに連絡をしてみるとよいでしょう。

了承を得ずに勝手なことをしてしまうと、クライアントに迷惑をかけ、こちらの信頼を落とすことにもつながります。

何かを行うときには、相手の確認をとるようにしましょう。

まとめ

この言葉は、依頼人から承諾を得ていることを伝えるものです。

物事を進めているときにクライアントから承諾をしてもらい、そのことを他の人に伝えるときに用います。

クライアントとのやり取りをする機会は少なくないので、この言葉を使う機会があることでしょう。