「ご覧いただけましたら幸いに存じます」という言葉はビジネスシーンで活用されることが多く、丁寧な言葉でのやりとりが必要とされる中でとても使い勝手のいい言葉です。
言葉の意味やビジネスでの使い方など、簡単に説明しますので参考にしてみてください。
「ご覧いただけましたら幸いに存じます」とは?意味
「ご覧いただけましたら幸いに存じます」の「ご覧いただけましたら」とは「ご覧」と「いただく」という言葉を組み合わせた言葉で、「ご覧」とは「見る」の尊敬語、「いただく」は「してもらう」という意味なので「見てもらえたら」という意味合いになります。
「幸いに存じます」の「幸い」とは「嬉しい」という意味で、「存じます」とは「思っています」「思います」という意味なので「嬉しく思います」というなります。
両方を合わせると「見てもらえたら嬉しく思います」という意味合いとして使うことができます。
「ご覧いただけましたら幸いに存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご覧いただけましたら幸いに存じます」という言葉はビジネスの取り引きに関連した資料やサンプル、新商品のパンフレットなど、相手に売り込みたい商品やシステムなどを相手に見て欲しいときに使われる言葉です。
取り引きに漕ぎつけるまでの段階ではいかにその商品やシステムが良いもので、相手にとって有益なものかをプレゼンする必要があります。
そのためにはまずは提案するための書類を相手に見てもらうのが第一段階になります。
そういう時こそ、丁寧な対応や丁寧な言葉遣いが求められます。
相手に良い印象が与えられるようにするためには、資料を見てもらうためにしつこくこの言葉を多用するのは逆効果なので注意しましょう。
タイミングをしっかりと計って、適切なタイミングで交渉するようにしてください。
「ご覧いただけましたら幸いに存じます」を使った例文
・『この度、弊社では新しい商品を発売することになりました。パンフレットとサンプルをお持ちしましたので、ご覧いただけましたら幸いに存じます』
・『来月開催するイベントに出店いたしますので、お時間がございましたら弊社のブースもご覧いただけましたら幸いに存じます』
・『弊社で取り扱っているシステムは、貴社の作業を円滑に進めることが可能です。資料をご用意しましたので、ご覧いただけましたら幸いに存じます』
まとめ
ここでは「ご覧いただけましたら幸いに存じます」という言葉の意味や使い方、返答の仕方など、簡単に説明してきました。
資料、サンプル、パンフレットなどを相手に見てもらいたいという気持ちを表した言葉なので、この言葉を使用する際には謙虚さも大切なので相手の気持ちを汲み取り必要な情報や役立てられる商品を提供できるように心がけましょう。