この記事では「お怪我はありませんか」について解説をします。
「お怪我はありませんか」とは?意味
傷を負っていないかという意味です。
「お怪我」は「怪我」に「お」をつけて、丁寧な表現にしたものです。
「怪我」には、体に傷を負うことという意味があります。
その他にも、思ってもいなかった事態、損失という意味もありますが、この場合はこれらの意味ではありません。
「お」は名詞につけると、丁寧な表現になります。
「お体」「お箸」などのような使い方をします。
「ありませんか」は、「ある」「ません」「か」で構成されています。
「ある」は、持っている、特定の状態にいるという意味です。
「ません」は丁寧な打消しの表現です。
「か」は疑問を表します。
「お怪我はありませんか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、危険な目にあった人に対して使用をします。
たとえば、重たい資料を持って階段を上っている人がいたとします。
足元がよく見えず、危なっかしいです。
それを見ていて、もしかしたら階段を踏み外すかもと思っていたら、やはり階段を踏み外してしまいました。
転んで怪我をしたかもしれません。
慌てて駆け寄り様子を見ました。
パッと見たところ何でもなさそうですが、よく調べてみたら怪我をしているかもしれません。
そういったときに、相手を気遣ってこの言葉を使用します。
「ありませんか」は「ございませんか」とするとさらに丁寧になります。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
ただし、かたいイメージがあるので、自分と同等や下の立場の者に対しては、「ありませんか」とした方が自然です。
「お怪我はありませんか」を使った例文
・『大丈夫ですか。お怪我はありませんか』
「お怪我はありませんか」の返答や返信例
怪我がないかを確かめてください。
怪我がなければ大丈夫であることを伝えます。
何も返答をしないと、怪我をしていてあまりにも痛く、言葉を返せないのだと、思われてしまう可能性があるので、何かしら言葉を返すことが望ましいです。
怪我をしている場合はそのことを伝えます。
あまりにもひどい場合は、救急車を呼ぶことがあります。
それほどでなければ、絆創膏を貼る、自分で病院に行くなどをします。
相手に怪我を負わされてしまったときには、何らかの補償をしてもらうこともあります。
連絡先を聞いておくとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、危険な目にあった人に対して述べるものです。
危険なことにあってしまい、もしかしたら怪我をしているかもしれません。
そういったときに、こういった言葉を述べて相手を気遣います。
もしも怪我をしていたら、適切な処置をしましょう。