この記事では「もらいました」について解説をします。
「もらいました」とは?意味
誰かから贈られたり、誰かに頼んだりして、自分のものにしたという意味です。
「もらい」は「もらう」のことで、贈られたり頼んだりして自分のものにする、購入をして自分のものにするという意味があります。
自分のものにするのは、物質も非物質も含みます。
「ました」は完了や過去を表します。
たとえば「昨日プレゼントをもらいました」とはいいますが、「昨日プレゼントをもらいます」とはいいません。
昨日は過去のことなので「ました」で表現します。
「もらいました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
相手から何かを受け取ったことを表すときに使用する言葉です。
たとえば、上司からメールが送られてきたとします。
メールがちゃんと届いたのか、読んだのかを知りたいので、贈った相手にメールのことを問いかけてみました。
そのときに相手が受け取っていれば「もらいました」と答えます。
上司から出産祝いなどが贈られることもあるでしょう。
このときにも使用できます。
この言葉は、メールのような直接手に持てないものも、出産祝いのような手に持てるものにも使用できるものです。
ただし、目上の人に対して使用するのは適切ではありません。
「もらう」は自分を低めて相手を高くするいい方にすると「いただく」となります。
過去のことを表すなら「いただいた」「いただきました」です。
上司や取引先の相手に対して「もらいました」と言ってしまうと、なれなれしい印象を与えてしまいます。
仕事ではけじめが大切なので、たとえ仲がよい関係であっても、相手を敬う言葉を使用します。
何かをもらったときには、送ってくれたりした相手にお礼を言うことを忘れないようにします。
メールが届いたときのお礼は必要ありませんが、お祝いの品などについてお礼をすることはマナーです。
そのときに、もらったものについて「高価なものを」など評価をしないようにします。
「もらいました」を使った例文
・『メールをもらいました』
・『お歳暮をもらいました』
「もらいました」の返答や返信例
届いたのかなどを尋ねたことに対して「もらいました」と答えているので、こちらから返事をする必要はありません。
メールを送った場合には、そこに書いた事柄についての返事が欲しいはずです。
その場合には、返事について尋ねてみます。
まとめ
ビジネスシーンでは、メールやお祝いの品など、さまざまなものが届けられます。
そういったものが自分のところにきたことを表すときに、この言葉を用います。
しかし、目上の人に対して使用するのは不適切なので、別のいい方をします。