「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」とは?
これは、納期の遅れに対して謝罪の気持ち表明する言葉です。
「納期」は、「納入する時期」や「納品する日」などを意味します。
これは「納品日」よりは抽象的な言葉であり、少し範囲の広い時期を指し示す事が可能です。
また、「遅れておりまして」は「遅れていて」を意味します。
これは謙譲語と丁寧語を使って敬語表現になっています。
さらに、「遅れていて」は「遅れて」という状況が現在進行中の事象であることを言い表しています。
さらに「申し訳ございません」は「申し訳ない」を謙譲語に言い換えた言葉になっているのです。
「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある取引先への納品が遅延していたとします。
そして、約束した納品日になっても、いまだ納品できていない状況が続いていたのでした。
このような場合には、「この度は、納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」と述べるとよいでしょう。
これにより、納期の遅延に謝罪する気持ちを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「遅れておりまして」の使い方に注意しましょう。
これは「遅れていまして」で代替可能です。
この場合は、謙譲語の意味が無くなる使い方になるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に少し言葉を加えると、自然な使い方ができるのです。
・『この度は、納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません』
・『今もなお、納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません』
・『今月は、納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません』
「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」の類似表現
この言葉の類似表現には、「納期が遅延しておりまして誠に申し訳ございません」があります。
「遅れておりまして」と「遅延しておりまして」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」の敬語表現
この言葉を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「納期が遅れておりまして誠に申し訳なく存じます」に言いかえできます。
まとめ
このように「納期が遅れておりまして誠に申し訳ございません」は、納期の遅れに対して謝罪の気持ち表明する言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。