この記事では「再度意見をいただければと思います」について解説をします。
「再度意見をいただければと思います」とは?意味
再び思うところを伝えて欲しいと思う、という意味になります。
「再度」はふたたびという意味です。
「再」という漢字にふたたびという意味があります。
「意見」は、ある事柄についての考えのことをいいます。
「いただけ」は「いただく」のことで「もらう」の謙譲語です。
「もらう」には、頼んで手に入れるという意味があります。
「ば」は仮定の意を表す語です。
「ます」は敬意を表します。
「再度意見をいただければと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、一度相手から意見を伝えられているけれど、もう一度意見をもらいたいときに用います。
なぜ、もう一度そうしてもらう必要があるのでしょうか。
以前に伝えられた事柄では納得ができなかったので、もう一度意見をもらいたいと考えられます。
以前伝えられた事柄は受け入れられない、それではダメだと、聞き手に受け取られる可能性があります。
このような誤解をされないようにするには、なぜそうして欲しいのか理由を伝える必要があります。
新たに問題がでたのでもう一度意見をもらいたい、もう少し詳しく聞きたいなど、何かしらあるはずです。
一度は考えを伝えてくれているので、「すまない」という気持ちを示しながら伝えるようにします。
お願いをする立場なので、上から目線のようにならないようにしましょう。
意見をもらったときにはお礼を伝えます。
以前に意見をもらっていることにもお礼を伝えましょう。
「再度意見をいただければと思います」を使った例文
・『以前はありがとうございました。お忙しいところ恐縮ですが、再度意見をいただければと思います』
「再度意見をいただければと思います」の返答や返信例
もう一度意見を求められているので、自分の考えを伝えてください。
以前に伝えた意見の他にもう伝えたい事柄がないのであれば、そのことを伝えるとよいでしょう。
その前にもう一度よく考えてみてください。
よく考えてみると、何かしら思い浮かぶかもしれません。
時間をもらって考えるのでも構いません。
些細な事柄でも相手にとっては役に立つ可能性があります。
本当に意見がないならば、正直にそのように伝えます。
一度伝えているので、それで相手は納得してくれるかもしれません。
まとめ
この言葉は、他人から考えを聞いているけれど、同じ行為をもう一度求めるときに用います。
この言葉を伝える前に、本当にそうする必要があるのかよく考えてみてください。
そして、以前のことについてお礼を忘れないようにしましょう。